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丹波篠山復旧支援報告

去る8月25〜26日兵庫県土砂災害復旧支援ボランティアに当会より天野会長、長谷川副会長、鈴木監事、伊達事務局長の4名で行って参りました。
今回の予定では2カ所のボランティア活動に参加させて頂く予定で、数日前より伊達事務局長に情報収集を依頼し、宿泊場所やレンタカーの予約をして頂きました。25日には兵庫県第2宗務所青年会とともに、丹波市石藏寺様の土砂の片付けを行いました。

ボランティア活動写真②石像寺位牌堂

ボランティア活動写真⑥石像寺(伊達)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

里山が連なる農村地区の高台にある境内地は、裏山から崩れ落ちた岩混じりの土砂に覆われており本堂前には人力で運び出された土砂がうずたかく積まれ、本堂内および本堂背後の位牌堂内のあらゆる場所がこぶし大以上の岩石によって埋め尽くされていました。

大型の重機が入ることはもちろん、土砂を運び出す軽トラックさえ入れない場所での、土砂のかき出しとバケツや一輪車を使用しての土砂の運搬が復旧作業の主な内容で、高温多湿に加えて不安定な足下という過酷な環境での重労働でした。

ボランティア活動写真④石像寺(鈴木)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、崩れた裏山を背にしての、いつまた二次災害がおこるか分からない状況でもあり、常に天候に注意しながらの作業でした。作業中の飲物や昼食のお弁当は全て当地で用意頂き、休憩の度に冷えたお茶など十分に頂くことが出来ました。

※当日の参加者は兵庫第一、岡山曹青、滋賀曹青、大阪曹青、奈良曹青、鳥取曹青など、延べ30数名

26日は福知山のボランティアセンターに行ったものの、大雨警報発令のため本日の作業は中止。急遽、昨日作業をさせて頂いた丹波市石蔵寺様へ向かい、再び復旧作業に参加させて頂きました。当地での作業は5日目という事で、少しずつではありますが本堂と位牌堂にあった土砂も撤去が進み、床部分が見えてきました。また、近畿地区の青年会から本日も多数の参加があり、30名近くの人数での作業となりました。
ボランティア活動写真⑦石像寺

ボランティア活動写真①石像寺