令和元年7月17日(水)第一回研修会を、岩手県水沢市 曹洞宗専門僧堂 正法寺様に拝登し、実施を致しました。正会員・賛助会員併せて50名のご参加を頂きました。
今回の研修では僧侶の根幹である僧堂修行の実践に立ち返り、会員同士研鑽していく事を目的としました。
・研修始めの会長挨拶
・拝登諷経の様子・集合写真
・諸堂拝観の様子
・僧堂をお借りしての坐禅
正法寺様での坐禅は僧堂でしか味わえない雰囲気や凄みを感じる中で、自然の音や香りに包まれての坐禅はとても心地良よく、心穏やかに静かな時間を過ごさせていただきました。
・盛田老師のご法話
研修日程の最後は正法寺専門僧堂の堂長を務められておられます 御住職 盛田正孝老師による、『弁道から布教―上求菩提と下化衆生』というテーマでのご法話をいただきました。
森田老師のご法話からは「上求菩提があってこそ下化衆生に繋がる事」、「特別な事を行うのではなく基礎をしっかり固める事」の大切さを改めて学ばせていただきました。
今回の正法寺様への拝登は、自身の僧侶としての生き方を振り返ると共に、今後の生き方の活力をたくさんいただいた研修となりました。
宮城のお隣であり、身近にある専門僧堂にて過ごした一日は久しぶりに僧堂の雰囲気を体感させていただくと共に、とても身が引き締まる思いであったことが強く印象に残ります。
お引き受けして頂いた山主老師を始め役寮を務められる老師皆さま、ご対応をして下さった大衆の皆さまに感謝を申し上げるとともに、遠方での研修に労をいとわず随喜して下さった皆様、誠にありがとうございました。