カテゴリー別アーカイブ: 研修会

徳島・香川・愛媛 第25期移動研修

平成31年2月27日(水)より3月1日(金)にかけて、今期の移動研修を行いました。

研修地は徳島県、香川県、愛媛県の3県をまわる内容で、今期の研修テーマ「参禅弁道」にのっとって、禅道場の空気、また地方の古刹の雰囲気に触れるとともに、他地方の信仰や風習慣習を見聞することを目的として行いました。

初日は仙台空港集合後、神戸空港からは陸路にて移動をし、午後に徳島市丈六寺様を拝登し研修しました。ご住職様自ら私共青年宗侶の案内をされ、各所にて懇切丁寧なご説明を頂きました。

四国においても最も歴史の古い寺院の一つであり、現在も様々な研究機関による調査が進められているとのことで、古風薫る雰囲気に自然と襟を正される感覚を覚えました。

2日目午前は香川県にて金毘羅宮を参拝し、現在に至るまで続く伝統と、それを護り伝えようとする多くの方々の努力に思いを馳せながら石段を登りました。

 

移動しての午後、愛媛県新居浜市の瑞応寺専門僧堂に拝登しました。

法堂にて拝登諷経、豪雨災害被災者供養をお勤めしたのち、案内を頂いての拝観をいたしました。

楢崎通玄堂長老師がご在山されておられた事もあり歓迎のお茶を頂戴することができ、また私たち一同へ歓迎のありがたいお言葉を頂きました。

3日目は午前中を松山城の観光、正午には松山空港へ向かうというスケジュールでありましたが、この移動研修の期間に体験をした事柄のすべては、改めて自らの立ち位置を見極め、日常の務めの励みとなる内容でした。

ご報告の最後ではありますが、今回の移動研修でお世話になりました皆様へ感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。

 

平成30年 第1回研修会

平成30年7月4日(水)、仙台市林香院様を会場にて「平成30年度 第1回研修会」を行いました。

正会員・賛助会員の御寺院様併せ40名のご参加を頂きました。

本年度は昨年に引き続き、前 曹洞宗国際センター所長であり「Web上で 坐禅について学び 坐禅を実修し 人生に変革をもたらす場『大空山磨塼寺(ませんじ)』」を運営されている、藤田一照老師による講義を頂きました。

前回の研修では講義と体を動かすワークを通じて、坐禅の身体感覚について学びました。

今回の研修ではより実践的にに学ぶということで全編を体験形式に致しまして、実際に自分たちの身体や意識の働きを一つ一つ確かめながら、改めて宗門における坐禅がどういったものであるのかを体験していくことが出来ました。

写真にて紹介をしておりますように、曹洞宗の教えや説明についても確認をしながら、茶道や武道、ボディコンディショニングなど(割り稽古、韓氏意拳、ひもトレ…etc)老師が触れてきた様々な知見に基づいた心身の捉え方を紹介され、また身体感覚の捉え方についても工夫を凝らした説明を頂きました。

 

「ただひたすらに坐禅」という宗旨を実践する中にあっては、心と身体に分け隔てることなく一体のものとして調えていくことは、基本でありながら他の方にお伝えのし辛い部分でもあります。

この研修で得た学びは、今後の自分たちの実践の上でも、お伝えをする際にあっても、いずれにおいても取り組みにあたって大変貴重な視座でした。

昨年から「参禅弁道」をテーマに研修を続けて参りましたが、宮城県内でも参禅会の活動を始めたり、企画している青年会員もおられるとのことです。

藤田老師は様々な研修会やワークの活動をされていらっしゃるので、ご参加下さった皆さまがこの研修を機縁・きっかけとして、さらなる学びと坐禅をひろめる活動に進んでいかれることを期待してやみません。

お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました!

平成29年度 会員大会開催報告

平成30年2月19日(月)午後2時より、ホテルグランテラス仙台に於いて平成29年度「会員大会」が開催されました。

当日は正会員、特別会員とも多数のご参加をいただきました。

第一部は講師にフリーアナウンサー・朗読家の渡辺祥子氏をお招きして、『心に響く話し方』を演題に講演をいただきました。

言葉を伝えることをライフワークとされている渡辺氏が積み重ねてこられた経験・体験を元に、表情・呼吸・話し方や伝え方のポイントといったことから、時に自分や他の人々の生き方を変えてしまう言葉の力について楽しく学ぶことができました。

 

 

第二部は場所をボウルサンシャインに移しまして、恒例のボーリング大会を行いました。

第三部では懇親会が開催され日頃お世話になっている特別会員さまと交流し懇親を深めました。

以上、ご報告とさせていただきます。

平成29年 宮曹青講演会

平成29年12月20日(水)午後3時30分より、ホテルニュー水戸屋を会場として宮曹青講演会を行いました。

今期の宮曹青は創立50周年を迎えるにあたり記念事業を計画しています。その記念事業へ向けての一環として、宮曹青の歴史を振り返るとともに今後の青年会に願う未来像についての御講演を、仙台市福聚院御住職 伊達廣三 老師(宮曹青第10代会長)をお招きして行ないました。

一時間の講演の中で、伊達老師が宮曹青に参画される前のお話から当時の青年会の運営についてなど、今の私たちが享受している活動環境がまさに手探りで模索されていた時代のお話を伺うことが出来ました。

ワープロやパソコンといった便利な機器がないことや、車も乗り合わせて集合する(老師は自転車で当時の名取の事務局に通ったとのことでした。)など参加・運営の御労苦もさることながら、期を重ねるにしたがって現在のような青年会の組織が作られていき、その時々の状況に鑑みた新たな事業を企画し継承していくという、今の私達につながっていくことが実感できる講演でした。

後半において老師の語られた ❝ 社会や人口の変化に伴って、より一層寺院や宗侶の果たす役割が問われていく。宮城という地域に根差した曹洞宗の宗侶であるとともに、世界にも目を向けて行きましょう。❞ という内容は、50周年に向けての青年会に限らず宗侶1人1人がさらにその先へ向かっていきなさい、という叱咤激励を頂いたように感じました。

本年中の事業としては最後になりましたが、ご参加の皆さまに御礼を申し上げますとともに、引き続き50周年を迎える来年もご加担の程を宜しくお願いいたします。

平成29年 第2回研修会

去る平成29年11月20日(月)、仙台市林香院様を会場にて「平成29年度 第2回研修会」を行いました。正会員・賛助会員の御寺院様併せて43名のご参加を頂きました。

この研修では曹洞宗総合研究センター 専任研究員 宇野全智 師をお招きし、今期の宮曹青スローガン『護り伝えん 御仏の道』のもと「参禅弁道」をテーマに、前回の藤田一照老師による『現代に坐禅を普勧する』に続く研修でした。

第1講では「様ざまな坐禅会の実例に学ぶ~集め方・教え方・続け方など」として、「朝活禅」をはじめとした、多様な坐禅会の運営方法が紹介されました。

第2講では「坐禅会に役立つ教材・テキスト・ワークショップの紹介~禅を基軸にした幅広い学びを実現するために」として、坐る以外の坐禅に対する理解を深める方法が紹介されました。

 

 

平成29年度 第1回研修会

平成29年7月7日(金)、仙台市林香院様を会場にて「平成29年度 第1回研修会」を行いました。

猛暑にもかかわらず正会員・賛助会員・県内外の御寺院様併せて48名のご参加を頂きました。

今期の宮曹青スローガン『護り伝えん 御仏の道』を実践する「参禅弁道」を研修テーマに据え、より実践的・多角的に学ぶということから曹洞宗国際センター所長・藤田一照老師を講師としてお迎えし、『現代に坐禅を普勧する』を演題として御講義を頂きました。

第1部では「身心が調う道としての坐禅」と題され、今般宗務庁より教化資料として発行されました自著「坐禅読本ー身心の調う道ー」を中心に講義を頂きました。老師自身の坐禅との出会いが語られ、仏教の教えから導かれる坐禅という行の性質や、坐禅と呼吸と身体の仕組みの関係についてなどを講義いただきました。

第2部では「調身・調息・調心の実習」と題したワークショップ形式にておこなわれました。  藤田老師が提唱する 「ソマティックワーク」を行い、「身心脱落の坐禅」を成り立たせる身体感覚と呼吸を見つめなおす実践に取り組みました。実際に自分たちの体を通して、ゆっくりと時間をかけて姿勢と呼吸を坐禅の姿へと調えていくことで、第1部で語られた内容を実感をもって学ぶことができました。

藤田老師は ≪「からだ」に基づいた人のあり方がないがしろにされがちな昨今、坐禅にまつわる色々な誤解や偏見に私たち曹洞宗の宗侶が陥ることなく、丁寧なやり方で坐禅をお勧めし、行ってもらうことが必要とされている≫などというように、分かりやすい言葉にて私たち青年宗侶の学びに応えて頂き、最後まで親切丁寧にご指導を下さいました。

 

最後に、研修会に先立って開催時点では被害が広がり続けていた               九州北部を中心とした大雨の被害(7月19日に「平成29年7月九州北部豪雨」と命名され、8月8日に激甚災害指定が決定)に遭われた方々への法要が行われたことをご報告いたします。