研修会」カテゴリーアーカイブ

第9回月例慰霊法要、研修会

令和4年7月12日、宮城県曹洞宗青年会第9回月例慰霊法要が山元町の千年塔にて行われました。

多くの青年僧侶にご随喜(参加)いただきました。

ご導師に徳本寺御住職早坂文明老師にお勤めいただき、読経と詠讃歌を奉詠いたしました。

慰霊法要後、早坂文明老師が兼務されております徳泉寺様を会場にお借りし、令和4年度第1回研修会を行いました。

先ほどの法要に引き続き早坂文明老師に講師にお願いし、「2度目の死を迎えない」~大震災の弔いについて思うこと~と題しご講演いただきました。

自らの東日本大震災体験、避難所での経験を通して、僧侶として、和尚として今自分ができることは何か。

様々な悩みの中で早坂文明老師が経験されたことをお話しいただき、若い青年僧侶にとってとても為になったのではないかと思います。

今回お話しいただきましたことを今後の僧侶生活、壇務などで生かしてまいりたいと思います。

 

令和3年度 特別研修会

令和3年12月13日、宮城県曹洞宗青年会特別研修会が行われました。

今回は『梅花流の成立からみる、布教の一考察』と題し、宮殿寺 永松隆賢師を講師にお招きし、会場とZOOMでのウェブ配信のハイブリットにて講演をいただきました。

梅花流がどのような経緯で出来上がったのか、当時の苦悩、梅花流と宮城県との関係などわかりやすくお話しいただきました。

講演後には会長、副会長を交え、普段疑問に感じていたことを質問させていただきました。

今回お聞きしましたお話を通して、改めて梅花流に興味を抱いた会員も多くおりましたので、研修を今後の法要などで生かしてまいりたいと思います。

 

令和2年度会員大会 オンライン講演会

令和3年2月24日午後2時より、「zoom ミーティング」(Zoomビデオコミュニケーションズ社)を活用し、令和2年度会員大会オンライン講演会を行いました。

講師には東北福祉大学学長 千葉県宝林寺御住職 千葉公慈老師をお迎えし、演題『二人で行くなかれ ――― コロナ時代と仏教 ――― 』の下、90分のご講義と質疑応答を頂きました。

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令和元年度 第2回研修会(於、仙台市林香院様)

令和元年11月11日(月)仙台市林香院様を会場として令和元年度第2回研修会を行いました。

講師に北海道正覚院御住職 曹洞宗特派布教師をお務めになられています、村松直俊老師をお招きし、「等身大の法話」と題してのご講義を頂きました。 続きを読む

令和元年度 第1回研修会(於、岩手県水沢市 正法寺専門僧堂)

令和元年7月17日(水)第一回研修会を、岩手県水沢市 曹洞宗専門僧堂 正法寺様に拝登し、実施を致しました。正会員・賛助会員併せて50名のご参加を頂きました。

今回の研修では僧侶の根幹である僧堂修行の実践に立ち返り、会員同士研鑽していく事を目的としました。

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徳島・香川・愛媛 第25期移動研修

平成31年2月27日(水)より3月1日(金)にかけて、今期の移動研修を行いました。

研修地は徳島県、香川県、愛媛県の3県をまわる内容で、今期の研修テーマ「参禅弁道」にのっとって、禅道場の空気、また地方の古刹の雰囲気に触れるとともに、他地方の信仰や風習慣習を見聞することを目的として行いました。

初日は仙台空港集合後、神戸空港からは陸路にて移動をし、午後に徳島市丈六寺様を拝登し研修しました。ご住職様自ら私共青年宗侶の案内をされ、各所にて懇切丁寧なご説明を頂きました。

四国においても最も歴史の古い寺院の一つであり、現在も様々な研究機関による調査が進められているとのことで、古風薫る雰囲気に自然と襟を正される感覚を覚えました。

2日目午前は香川県にて金毘羅宮を参拝し、現在に至るまで続く伝統と、それを護り伝えようとする多くの方々の努力に思いを馳せながら石段を登りました。

 

移動しての午後、愛媛県新居浜市の瑞応寺専門僧堂に拝登しました。

法堂にて拝登諷経、豪雨災害被災者供養をお勤めしたのち、案内を頂いての拝観をいたしました。

楢崎通玄堂長老師がご在山されておられた事もあり歓迎のお茶を頂戴することができ、また私たち一同へ歓迎のありがたいお言葉を頂きました。

3日目は午前中を松山城の観光、正午には松山空港へ向かうというスケジュールでありましたが、この移動研修の期間に体験をした事柄のすべては、改めて自らの立ち位置を見極め、日常の務めの励みとなる内容でした。

ご報告の最後ではありますが、今回の移動研修でお世話になりました皆様へ感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。