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平成28年度 第24期年次総会

平成28年12月19日(月)、秋保温泉ホテルニュー水戸屋を会場に「平成28年度 第24期年次総会」が開催されました。

会に先立ちまして、宮曹青正会員の方が今月ご遷化いたしましたのでその場にて1分間の黙祷を捧げました。

坂本副会長の開会宣言の後、議長に第3教区化度寺 根來興宣師が選任され審議事項として先般の理事会にて承認された「第25期三役人事案」が上程されました。

坂本副会長

 

議長の根來興宣師

第25期会長として第11教区耕徳寺 長谷川俊昭師が推薦選任された経緯を北村会長より説明があり、上程審議の結果、満場一致にて長谷川師が選任されました。

その後、長谷川師が副会長3名・監事3名の人事案を読み上げ、上程審議の結果満場一致にて承認されました。

副会長
・第 1教区 清涼寺 神作紹道師
・第 4教区 慶雲院 清水大伸師
・第14教区 大慈寺 髙橋信弘師
監事
・第11教区 澗洞院 二階堂法淳師
・第13教区 多福院 三輪宗俊師
・第21教区 東泉寺 眞山隆宏師

挨拶をする長谷川師

長谷川師は挨拶のなかで「第25期は研修、復興支援、カンボジア教育支援、再来年で宮曹青50周年となるのでその記念事業を合わせた4本の柱として頑張っていきたいと思います。会員皆様のご協力を何卒お願い申し上げます。」と話されました。

眞山監事、二階堂監事、長谷川会長、神作副会長、清水副会長、高橋副会長

会議終了後、水戸屋を会場に忘年会が開催され今年1年の慰労をしながら会員相互の親睦を深めました。

宮城県曹洞宗青年会 北村新会長 挨拶

第24期スローガン「自己を磨き、他に尽くさん」

平成27年4月の定例総会より第24期会長を拝命いたしました、石巻市(13教区)法山寺副住職の北村暁秀と申します。
さて、国難とも言われた東日本大震災、未だ復興半ばであり、多くの方々がその混乱の中に身をおいていらっしゃいますが、それは宮曹青にとっても同様でありました。
当時を振り返りますと、程度の多少はあってもおよそ総ての会員が被災してしまうという、未だかつて誰も経験したことのない状況の中で、支援物資の配給や被災寺院の片付け作業に奔走された当時の会員諸師の姿は今でも忘れることができません。
幾度にも及ぶ物資配給や炊出しに寺院片付け作業、さらには一年に及ぶ月命日供養に慰霊行脚など、紙面では語りつくせないほどでありました。
また、この2年間は天野大真会長の元、復興支援活動を受け継ぎ仮設団地での傾聴活動を主軸にされるなど、時宜に適した形で幅広く展開されつつ、従来の研修会やチャリティバザー、会員大会にソフトボール大会などの行持を復活され、宗侶のみならず特別会員の皆さんとの関係再構築にもご尽力されたのでありました。通常であっても当会の活動は年間を通じ多岐にわたりますから、二本の柱に同じように重きを置いて活動されたご苦労は計り知れないものがあります。
この4年半、何れの期も震災の混乱の中、活動するにあたって様々な葛藤や迷いがあったことは想像に難くありませんが、それでも前述のように活動を継続展開できたのは、そのすべてが菩薩行だったからだと思うのです。悩み苦しみ悲しんでいる方を放ってはおけない、活動に参加された誰もが「ひとの安らぎを自らの安らぎとする」まさに慈悲の実践としてそれぞれが菩薩の行として取り組まれたことが各々の芯となっていたからこそ可能であったと思うのです。

そこで、今期、第24期も同じく菩薩行を継続して参りたくスローガンを「自己を磨き、他に尽くさん」といたしました。これは「欣求菩提 教化衆生(上求菩提 下化衆生)」であり、「修行と教化」すなわち仏教の命題とする「智慧の獲得と慈悲の実践」であります。
しかしながら、「修行と教化」は切り離された別々のものではなく、この4年半の活動がまさにそうであったように、教化に勤しむ中で自らも学び、磨かれていく自己もあり、共に深まっていくものだとも実感いたしました。
つまりスローガン「自己を磨き、他に尽くさん」をより端的に表現するならば「教化」であります。ただし、「教化」といっても何か特別難しいことをいたそうというのではなく、どんな活動や研修も教化に適っているかどうかをしっかりと見つめながら行持していくこと、教化を意識してすべてを行っていくことであります。
そうして宮曹青の活動や研修に参加された会員の方々が最終的にはご自坊檀信徒の皆様や地元の地域社会などの教化活動にフィードバックして頂けるものにして参りたく存じます。
その実現のために今期は従来の4つの委員会に加えて特設として教化委員会を新たに設置し、5つの委員会で活動して参ります。研修委員会は主に法要を通じ、広報編集委員会は紙面やHPを通じ、ボランティア委員会は傾聴活動やボランティア活動を通じ、交流事業委員会は交流行事や慰霊行脚を通じて、それぞれが強く教化を意識しながらの活動といたします。さらに今期特設としての教化委員会は、布教教化の可能性や方向性あるいは問題点などを探る研修を通じて会員相互に学び合い、それぞれのご自坊や師寮寺における布教教化活動に活かして頂けるものを目指します。

東北地方集会「宮城大会」について
来年秋に予定されている「宮城大会」でも教化をテーマとして開催いたします。委員会それぞれの活動や研修を通じて深めたものの集大成となるような大会を目指して参ります。
詳細は準備委員会を発足して現在協議中ですが、「東日本大震災七回忌予修法要」や「復興祈念行持」ならびに「記念講演」を開催し檀信徒の方々や一般の方々大勢にご参加頂き、共に宗教的感動を分かち合えるような内容を鋭意検討して参ります。

結びに
「将来恩返ししていくのだよ」16年前の自身庶務時代、ある先輩が仰っていた言葉です。当時はあまりピンと来ませんでしたが、様々なお役を拝命してきた中でたくさんの方との出逢いや数え切れない大切な教えを頂戴して参りました。私などでは遠く及びませんが「相承」のおさとしの如く、受け継ぎ頂戴したものを僅かでも次世代の会員皆様のお役に立つことを願いながら「恩送り」としてお伝えさせて頂くことができれば幸甚であります。それが先輩方の願いであり先輩方への恩返しでもあると思うからです。
皆様には当会への益々のご理解とご協力ご法愛を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
合掌

第24期役員紹介

 

役  職 氏    名 教区 寺院名
会   長 北村 暁秀 13 法山寺

副  会 長          特設教化委員会総務

長谷川 俊昭 11 耕徳寺
副会長 坂本 顕一 12 建立寺
清水 大伸 4 慶雲院
監   事 鈴木 俊龍 3 鳳壽寺
二階堂 法淳 11 澗洞院
眞山 隆宏 21 東泉寺
研修委員長 高橋 信弘 14 大慈寺
ボランティア委員長 千田 祥幹 21 洞雲寺
広報編集委員長 伊達 吉信 1 福聚院
交流事業委員長 根本 秀逸 1 金剛寺
特設教化委員長  神作 紹道 1 清凉寺 
事務局長 吉田 義弘 3 道安寺
 会    計 酒井 禅悦 15 金秀寺
 仝 三宅 大哲 13 照源寺
 庶    務 渡邊 桂堂 9 天性寺
 仝 松山 宏成 1 昌林寺
研修委員会(副) 長尾 靖樹 14 宗恵寺
ボランティア委員会(副) 三輪 宗俊 13 多福院
広報編集委員会(副) 時 泰広 21 満興寺
交流事業委員会(副) 長澤 信慈 4 秀麓斎
 特設教化委員会(副) 井上 寛尚 2 林香院 
顧    問 天野 大真 8 皆傳寺