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学校法人栴檀学園 東北福祉大学 学園創立百五十周年記念法要

令和7年9月5日(金)、学校法人栴檀学園 東北福祉大学の学園創立百五十周年記念法要が曹洞宗管長 大本山永平寺貫首 南澤道人大禅師猊下 御親修にて厳修されました。

法要には曹洞宗宗務総長老師、両本山監院老師を拝請し、県内外の御寺院、檀信徒ならびに東北福祉大学関係者、学生あわせ約600名もの随喜参列がありました。

 

宮城県曹洞宗青年会では会長他12名が法要へ随喜いたしました。

 

 

東北福祉大学は、明治八年に曹洞宗奕葉山昌傳庵境内に設けられた宮城県曹洞宗専門学支校を始まりとし、明治三十五年には曹洞宗第二中学林として北海道および東北地方の宗門寺院の徒弟を受け入れ、さらに昭和二十六年には学校法人栴檀学園を設置して今日に至るまで一貫として「行学一如」の建学精神を体し、教育の理念は『自利・利他円満』の哲学を基調とし、実践し受け継いでこられました。

その百五十年の隆盛と、曹洞宗との歴史、建学精神、教育・育成の理念が受け継がれ、未来へと続いていくことを感じられる、そのような記念法要となりました。

 

 

改めまして、栴檀学園百五十周年、誠におめでとうございます。

並びにこの素晴らしい記念法要に参加させていただき、随喜者一同、東北福祉大学関係者の皆様に感謝申し上げます。

                                      合掌

 

 

令和7年度 東大寺 仏法興隆 花まつり 千僧法要

令和7年5月26日、奈良県の華厳宗大本山 東大寺 様に於いて「花まつり千僧法要」が厳修されました。宮曹青からは15名参加させていただきました。

終戦から80年という節目の年にあたり、日本にとって特別な年となります。

「和が儘に集い、和が為に祈る」と題し、全国各地から青年僧侶が参集し、宗派の垣根を超えて共に御供養を行い、仏法興隆と世界の平和、日本全国の安寧と発展等を祈念して参りました。

今期の宮僧青スローガン「随縁〜和合のみ教えのもと〜」を早速実践し、人と人とのつながりを、改めて強く意識することができました。

この素晴らしき法要を主催されました全日本仏教青年会の皆様、共催されました東大寺様には感謝申し上げます。

※広報用に頂いた写真を掲載しております。

中外日報社様発行の中外日報12月22日号に当会の月例慰霊法要の記事が掲載されました

 

㈱中外日報社様発行の中外日報12月22日号に当会の活動として東日本大震災 十三回忌に向け始めた月例慰霊法要の様子の記事が掲載されました。

記事はこちら(中外日報社様ホームページ)からご覧ください。

宮城県曹洞宗青年会創立50周年 記念式典・記念講演

去る平成30年11月30日(金)、仙台サンプラザにおいて「宮城県曹洞宗青年会50周年記念」の式典並びに講演会を開催しました。

当日は初代会長を初め、50年の年月を継いでこられた歴代会長の各御老師、東北管区教化センター、宮城県宗務所、全国曹洞宗青年会会長、東北各県の青年会会長、宗務所護持会会長、宗務所寺族会会長という多くの来賓のご臨席を賜りました。

賛助会員・特別会員の多数出席もあり、また各方面からの祝電も披露されるなど、式典は厳かであるとともに祝意を頂戴する中での行持となりました。

記念講演では花園大学文学部教授 佐々木閑先生をお招きし、「出家について」という演題にてご講演を頂きました。佐々木先生は仏教の成り立ちを分かり易くお話をして下さり、教えを正しくひろめる事の重要性について語られました。仏教においての”出家”の意義を改めて学び、また儀礼の簡略化や価値観の変容が社会において進む中で信頼される僧侶あること、さらには僧侶が語りうる事柄について学ばせて頂きました。正会員のみならず賛助・特別会員や御来賓の方々からも質問の声が挙がり、懇親会においても出席者同士で話題となるなど、先生の講演内容は示唆に富むものとして受け止められていました。

懇親会では50周年記念誌の発行に際し県内御寺院様のご協力を頂いて集まりました写真を基に、スライドショーの上映も行われました。

 

設立より半世紀を過ぎ、社会の変化とともに歩んできた当会が、今後もより多くの皆さまとのご縁を深める懸け橋でありたいと願い、私たち青年僧侶の研鑽の自覚の思いと志を新たにする、節目として記念の一日となりました。

ご参加・ご加担下さいました皆さま、誠にありがとうございました。

平成30年度 定例総会

去る平成30年4月20日(金)午後4時より、秋保温泉ホテルニュー水戸屋において「平成30年度定例総会」が開催されました。出席者は49名、委任状64通により今総会の成立が報告されました。

定足数が確認され、神作副会長による開会宣言がなされました。議長には第3教区鳳壽寺 鈴木俊龍師(写真上)が選出され、次の事項が慎重審議の上に承認されました。

① 平成29年度東日本大震災復興支援活動報告並びに決算報告
② 平成29年度事業報告
③ 平成29年度収支決算報告並びに監査報告
④ 平成30年度事業計画(案)
⑤ 平成30年度予算(案)
⑥ 宮曹青創立50周年記念事業について
⑦ その他

進行役を務めた千田事務局長

 

決算報告をする小石川会計

 

監査報告をする眞山監事

また、本年度は本会設立50周年記念の事業開催の年に当たるため、これまで本会役員のみで構成しておりました準備委員会を、各教区理事様にご加担を頂く運営委員会とし、万全を期して開催に向けての準備を進めてまいります。

 

会議の様子

 

また、報告事項としてサンタピアップみやぎボランティア会の 時 事務局長より中間報告がありました。

閉会宣言は清水副会長より行われました。ご出席・ご欠席に関らず当会に参画して下さる皆様のお力によりまして、本年度の定例総会を無事執り行うことができました。

平成29年 宮曹青講演会

平成29年12月20日(水)午後3時30分より、ホテルニュー水戸屋を会場として宮曹青講演会を行いました。

今期の宮曹青は創立50周年を迎えるにあたり記念事業を計画しています。その記念事業へ向けての一環として、宮曹青の歴史を振り返るとともに今後の青年会に願う未来像についての御講演を、仙台市福聚院御住職 伊達廣三 老師(宮曹青第10代会長)をお招きして行ないました。

一時間の講演の中で、伊達老師が宮曹青に参画される前のお話から当時の青年会の運営についてなど、今の私たちが享受している活動環境がまさに手探りで模索されていた時代のお話を伺うことが出来ました。

ワープロやパソコンといった便利な機器がないことや、車も乗り合わせて集合する(老師は自転車で当時の名取の事務局に通ったとのことでした。)など参加・運営の御労苦もさることながら、期を重ねるにしたがって現在のような青年会の組織が作られていき、その時々の状況に鑑みた新たな事業を企画し継承していくという、今の私達につながっていくことが実感できる講演でした。

後半において老師の語られた ❝ 社会や人口の変化に伴って、より一層寺院や宗侶の果たす役割が問われていく。宮城という地域に根差した曹洞宗の宗侶であるとともに、世界にも目を向けて行きましょう。❞ という内容は、50周年に向けての青年会に限らず宗侶1人1人がさらにその先へ向かっていきなさい、という叱咤激励を頂いたように感じました。

本年中の事業としては最後になりましたが、ご参加の皆さまに御礼を申し上げますとともに、引き続き50周年を迎える来年もご加担の程を宜しくお願いいたします。