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石巻市大川地区慰霊行脚、東日本大震災正当13回忌慰霊法要

令和5年3月11日、未曾有の東日本大震災から本日で12年が経ち、正当13回慰霊法要が大川小学校で行われました。

宮曹青では例年通り海蔵庵本院様~龍谷院様~釜谷霊園~観音寺様~旧大川小までを読経しながら慰霊行脚を行い、その後、大川小学校遺族会の慰霊法要に読経随喜(参加)してまいりました。

天気は晴れて気温がとても温かく、風がありましたが終始穏やかな1日でした。

大川小学校の慰霊法要はこれまでコロナ禍だったため、人を集めて開催されるのが3年ぶりでした。

多くのお参りの方が集まり、午後2時46分のサイレンでは手を合わせ黙祷を捧げておられました。

結びに第12教区海蔵庵住職佐竹泰生老師、同教区建立寺住職坂本顕一師の多大なるご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げ、ご報告いたします。

第15回月例供養法要

令和5年2月11日、宮城県曹洞宗青年会第15回月例慰霊法要がユネスコ無形文化遺産「米川の水かぶり」で有名な登米市東和町米川の大慈寺様にて行われました。

大雪が降り、多くの雪が残っている日でしたが、本尊上供に続いて、東日本大震災月例供養の読経、御詠歌を奉詠いたしました。

先ずは本尊上供

続いて、読経と御詠歌の奉詠

令和4年度 会員大会『伝える想い、伝わる想い ~言葉の力・生きる力~』

令和4年2月9日(木)、ホテルグランテラス仙台を会場に『令和4年度会員大会』を開催しました。

コロナウイルス感染拡大を鑑み、現地参加とリモート参加のハイブリット形式での開催と致しました。

現地には3年ぶりに特別会員の皆様にもお越しいただきました。

講師にはフリーアナウンサー渡辺祥子氏をお招きし、『伝える想い、伝わる想い ~言葉の力・生きる~』と題し、講演をしていただきました。

前半ではとても分かりやすい実例を挙げながら、実際に発声してみたり、今後の様々な場面で役に立つ研修をいたしました。

後半にはご自身の体験談を交え、言葉のもつ力がどれだけ人に影響を与えるのか教えていただきました。

終盤には質疑応答にも快く応じて頂き、私たち青年宗侶へのご助言や実践の例を挙げて下さいました。

講師の渡辺祥子氏にはお忙しい中講師をお引き受けいただき、心より御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

最後に、ご参加して下さいました正会員・特別会員の皆様も感謝申し上げます。

皆さまありがとうございました。

令和4年度年次総会

令和4年12月14日(木)、仙台宮城野斎場清月記にて令和4年度年次総会を開催いたしました。

コロナウイルス感染防止の観点から現地とリモートのハイブリッド開催といたしました。

現地ではソーシャルディスタンスなどを参加者にお願いし、会場でも手指のアルコール消毒など配慮に基づき行いました。

年次総会は役員改選の前年に行うもので、来期第28期宮曹青会長および副会長・監事の理事会案上程に伴う審議並びにご承認を頂くため行っております。

議長は16教区松岩寺小黒澤和常師に務めていただきました。

新会長の承認、続いて副会長、監事の承認といった議事進行の結果、以下の人事が出席の皆様より満場一致、拍手の中ご承認を頂きました。

第28期 会長 第21教区 洞雲寺  千田祥幹師

副会長
・第  4教区 高林寺  牧野隆信師
・第  9教区 天性寺  渡邊桂堂師
・第13教区 照源寺  三宅大哲師
監事
・第  2教区 国分尼寺 小枝誠智師
・第13教区 保福寺  八巻英成師
・第15教区 清水寺  酒井禅悦師

まだ今年度の事業は残っておりますが、これから新会長を含む役員で来期の準備が始まってまいります。

今後も当宮曹青をどうぞよろしくお願いいたします。

東北地区曹洞宗青年会第47回東北地方集会「宮城大会」東日本大震災13回忌法要並復興祈願法要

令和4年11月26日(土)、石巻市内にあります石巻マルホンまきあーとテラスにて『東北地区曹洞宗青年会第47回東北地方集会「宮城大会」 東日本大震災13回忌法要並復興祈願法要』が開催されました。

当日は天気も良く、とても過ごしやすい1日でした。

 

外には東日本大震災慰霊の献花台が設置され、多くの方がお花を手向けられておりました。

 

会場内では、まず別室にて『記念式典』が行われ、仏祖諷経をおこないました。

その後、絡子伝達式にて当会会長から来年の開催地である青森県曹洞宗青年会様に絡子が手渡されました。

第一部では東日本大震災十三回忌法要を行いました。

これまでの活動の動画をピアノの伴奏に合わせて流し、その後梅花流詠賛歌を奉詠いたしました。

読経は『歎佛会』にて、そして復興祈願法要を『大般若会』にて厳修しました。

『歎佛会』は普段では中々見ることができない法要でしたので参列された方々にはなじみのない法要かと思いますが、皆様思い思いに手を合わされていました。

『大般若会』では普段前面に設置する祭壇を二階席後方に設置をし、参列された方々に般若経を振ったときにおこる「智慧の風」が届くよう工夫を凝らしました。

 

厳かな雰囲気の中法要が進み、それぞれが思い思いに手を合わせておりました。

 

第二部では『子供たちからの復興エール』として、各沿岸地域から子供たちが活躍している団体をお呼びしました。

参加いただきました団体は『岩沼チアダンスチーム ICONICS』、『南三陸大森創作太鼓』、『石巻ジュニアジャズオーケストラ』です。

 

最後に会場外にて『鎮魂慰霊花火』を15分ほど打ち上げました。