傾聴活動」カテゴリーアーカイブ

志津川中央自治会 納涼まつり

 南三陸町公営中央復興住宅にて、自治会の皆さまと一緒に夏祭りを開催しました。5年ぶりの開催となりましたので、久しぶりの訪問でした。かき氷、わたアメ、そうめんの提供、また数珠作りやスイカ割りをして楽しみました。

 

子どもたちが多く来てくれたことで、笑顔があふれ活気ある雰囲気になりました。子どもたちの存在は、まさにその地域の未来そのものです。

 大人の方からは、震災発生当時のこと、またこちらの復興住宅に移り住むまでに、避難所、仮設住宅での大変なご苦労があったことをお聞きしました。改めて、被災県の青年会として、今尚癒えない思いを抱えていらっしゃる方のために活動することの意味を考える一日となりました。

※写真掲載の許可を頂いております

令和元年 志津川中央団地夏祭り

令和元年8月4日(日)午後4時より志津川中央団地集会所にて夏祭りが行われました。

地元の皆さま方が行われる地域の行事に、本年も南三陸町で長期休暇中の子どもたちの学習支援などを行っている東京大学の学生ボランティア「UT-OAK」の皆さんとご一緒し、宮曹青・教化指導員(旧 青少年教化員)も昨年に続いて15名の参加をいたしました。 続きを読む

傾聴行茶活動 仏一息 志津川復興住宅集会所

平成31年3月8日(金)「仏一息」活動にて、志津川復興住宅に本年度2回目のお伺いをしました。

 

当日は風が強く、3月ではありましたが寒い中での開催となりましたが、それでも久しぶりにお会いした皆さまはあたたかく迎えて下さいました。南方仮設住宅で行われていた朝の体操も継続されているそうで、終わってお茶飲みしながらお待ち下さった方々もおられたとの事でした。

 

私達もその輪の中に加わらせて頂きながら、しばらくの間を皆さまのお話に耳を傾け、時に談笑しながらゆったりと時間を過ごさせて頂きました。

その間にも進められる、昼食のご用意。

食事のご用意も、共に頂く時間を大事にすればこそ。暖かいうどんが、皆さんとの交流をあたたかなものにしてくれているようでした。

この日皆さんとご一緒するなかで耳にしたお話は、様々な思いが交入るものでした。

住み慣れたはずのふるさとに戻ったはずでも、「この場所は山を整備して作ったので、風が強くとても寒い。」皆さん折に触れて以前の暮らしとの違いを感じる、そういう日常なのでしょう。

また、復興事業を経てすっかり変わった故郷の姿を思い、「童謡『ふるさと』を皆で歌う機会が多くあったけれども、自分は歌いたくなかった。でも、最近やっと歌っても良いかなと思えるようになった。当時の事を語る気持ちも、ようやく湧いてきた。」そんな気持ちを語って下さる方もおられました。

私達が傾聴行茶活動を取り組み続ける、その意味を改めて考えさせられる日でもあったように思います。

最後になりますが、来場して下さった20名の皆さまと地域の方々へ感謝し、また当日は12名でしたがこの「仏一息」に参加・お手伝い頂いた方々につきましても謝意を表したいと思います。

皆さまありがとうございました!

傾聴活動報告 仏一息 志津川中央復興住宅

平成30年8月5日(日)午後5時より、南三陸町の志津川中央復興住宅集会所にて        正会員15名により「傾聴活動 仏一息」を行いました。

当日のお天気はあいにくの雨で、ときおり強く降ることもありましたが、           それでも始まりの時間を迎えるころには多くの方にお集まりいただきました。

今回の活動は自治会の方とのご相談により、お越しいただいた方が誰でも楽しめるようにと「夏祭り」の形で、演劇や流しそうめん、くじ引きなど色々な趣向を凝らした内容にて活動を行いました。

演劇は宮城県の曹洞宗教化指導員の方々による、「BE BRAVE」の皆さんにて行われました。

また、現地自治会を通じて、南三陸町で長期休暇中の子どもたちの学習支援などを行っている、 東京大学の学生ボランティア「UT-OAK」の皆さんとご一緒の活動となりました。

これまでも登米市南方仮設など、宮曹青では仮設住宅集会所での傾聴活動を続けて参りましたが、そのことが復興住宅集会所での活動につながることとなりました。

あの震災から7年と5か月を迎えようとしています。この間にも日本各地で自然災害が発生し、多くの方々による災害ボランティアの活動を耳にするようになりました。

宮曹青も東日本大震災で被災された方々のもとにうかががい、または各地の現場に赴いてどんなお手伝いができるのかを考え続けています。

災害がもたらした多くの方々の損害を、私たちが直接埋め合わせできないかもしれません。   でも、このような活動を通じて私たち青年宗侶もなにがしかのお役に立てるのではないか。   そんな思いを新たにする時間でした。

お越しいただきました皆さんはもちろんですが、このイベントに大変なご協力をして下さった自治会の方々を始め、皆さまに感謝申し上げます。

ありがとうございました!

傾聴活動報告 仏一息 大森仮設団地

平成30年3月3日(土)10時30分より石巻市大森仮設にて、傾聴活動「仏一息」(ほっとひといき)を行いました。

当日は住民の方々がのべ8名お集まり下さいました。私たちは正会員11名、寺族様とお手伝い頂いた方々4名にての活動となりました。

前回11月にもお伺いをしていたからでしょうか。前回よりも何かのんびりと寛いだ雰囲気で過ごされていたように感じました。

今回もお昼をご一緒しました。

ひな祭りということで、お寿司とうどんをご用意しました。皆さんにおいしく召しあがっていただくために、手作りならではの工夫が凝らされた品々です。

いらっしゃった皆様も、私たち前回参加・今回初参加のへだてなく受け入れて下さいました。気がつけば若干時間を過ぎての活動となってしまいました。

この日の締めくくりには記念撮影も行いました。もちろんこちらにお住いの皆様は8月でこの場所を離れてしまう状況ではありますが、今後もこのような活動を継続していくことが皆様に心の安らぎとなっていければと感じました。

お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

傾聴活動報告 仏一息 石巻市大森仮設団地

平成29年11月18日(土)10時より石巻市大森仮設にて、傾聴活動「仏一息」(ほっとひといき)を行いました。

私たちが準備に取り掛かる間にも、住民の皆さまが集まってくださいました。

そのまま自然とお茶飲みをしながらのお話になっていく、そんな”ほっと”する時間がありました。

当日は住民の方々がのべ8名お集まり下さいました。私たちは正会員12名、寺族様とお手伝い頂いた方々3名にての活動となりました。

最初は私たちにお話をするようにご要望を頂いていたのですが、ご一緒にお話をしているうちにお互いの気持ちや想いを交わし合うような、そんな談話を持つことが出来たように思います。(下記掲載写真は私たち青年会会員のを載せました。)

その間に給湯室では皆さんとご一緒に頂く、ラーメンの炊き出しをしていました。前日から委員長さんがご家族と一緒に仕込みををなさっていたものです。スープやワンタン、全部お手製の自慢の一品です!

参加された皆様方からは仮設団地で長く過ごす中での思い出や、住民の少なくなった現在についての寂しさ、仮設団地の土地利用期限が近づきいずれはここを離れていくことなど、沢山のお話をお伺いしました。被災時から長く続いている仮の生活が日常になっている一方で、ここにお住いの皆様はすでに新しい生活を始められた方々の様子を聞いたり話を耳にしています。

もどかしい思いを伺いながら”復興”という言葉の重さをかみしめ、この活動の時間をご一緒させて頂きました。

今回のご報告に際しましてあらためて、お集まりくださいました住民の皆様、お手伝いくださいました会員・寺族様・ご友人の皆様、誠にありがとうございました。