平成30年8月5日(日)午後5時より、南三陸町の志津川中央復興住宅集会所にて 正会員15名により「傾聴活動 仏一息」を行いました。
当日のお天気はあいにくの雨で、ときおり強く降ることもありましたが、 それでも始まりの時間を迎えるころには多くの方にお集まりいただきました。
今回の活動は自治会の方とのご相談により、お越しいただいた方が誰でも楽しめるようにと「夏祭り」の形で、演劇や流しそうめん、くじ引きなど色々な趣向を凝らした内容にて活動を行いました。
演劇は宮城県の曹洞宗教化指導員の方々による、「BE BRAVE」の皆さんにて行われました。
また、現地自治会を通じて、南三陸町で長期休暇中の子どもたちの学習支援などを行っている、 東京大学の学生ボランティア「UT-OAK」の皆さんとご一緒の活動となりました。
これまでも登米市南方仮設など、宮曹青では仮設住宅集会所での傾聴活動を続けて参りましたが、そのことが復興住宅集会所での活動につながることとなりました。
あの震災から7年と5か月を迎えようとしています。この間にも日本各地で自然災害が発生し、多くの方々による災害ボランティアの活動を耳にするようになりました。
宮曹青も東日本大震災で被災された方々のもとにうかががい、または各地の現場に赴いてどんなお手伝いができるのかを考え続けています。
災害がもたらした多くの方々の損害を、私たちが直接埋め合わせできないかもしれません。 でも、このような活動を通じて私たち青年宗侶もなにがしかのお役に立てるのではないか。 そんな思いを新たにする時間でした。
お越しいただきました皆さんはもちろんですが、このイベントに大変なご協力をして下さった自治会の方々を始め、皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました!