平成29年11月18日(土)10時より石巻市大森仮設にて、傾聴活動「仏一息」(ほっとひといき)を行いました。
私たちが準備に取り掛かる間にも、住民の皆さまが集まってくださいました。
そのまま自然とお茶飲みをしながらのお話になっていく、そんな”ほっと”する時間がありました。
当日は住民の方々がのべ8名お集まり下さいました。私たちは正会員12名、寺族様とお手伝い頂いた方々3名にての活動となりました。
最初は私たちにお話をするようにご要望を頂いていたのですが、ご一緒にお話をしているうちにお互いの気持ちや想いを交わし合うような、そんな談話を持つことが出来たように思います。(下記掲載写真は私たち青年会会員のを載せました。)
その間に給湯室では皆さんとご一緒に頂く、ラーメンの炊き出しをしていました。前日から委員長さんがご家族と一緒に仕込みををなさっていたものです。スープやワンタン、全部お手製の自慢の一品です!
参加された皆様方からは仮設団地で長く過ごす中での思い出や、住民の少なくなった現在についての寂しさ、仮設団地の土地利用期限が近づきいずれはここを離れていくことなど、沢山のお話をお伺いしました。被災時から長く続いている仮の生活が日常になっている一方で、ここにお住いの皆様はすでに新しい生活を始められた方々の様子を聞いたり話を耳にしています。
もどかしい思いを伺いながら”復興”という言葉の重さをかみしめ、この活動の時間をご一緒させて頂きました。
今回のご報告に際しましてあらためて、お集まりくださいました住民の皆様、お手伝いくださいました会員・寺族様・ご友人の皆様、誠にありがとうございました。