東日本大震災復興支援活動」カテゴリーアーカイブ

志津川中央自治会 納涼まつり

 南三陸町公営中央復興住宅にて、自治会の皆さまと一緒に夏祭りを開催しました。5年ぶりの開催となりましたので、久しぶりの訪問でした。かき氷、わたアメ、そうめんの提供、また数珠作りやスイカ割りをして楽しみました。

 

子どもたちが多く来てくれたことで、笑顔があふれ活気ある雰囲気になりました。子どもたちの存在は、まさにその地域の未来そのものです。

 大人の方からは、震災発生当時のこと、またこちらの復興住宅に移り住むまでに、避難所、仮設住宅での大変なご苦労があったことをお聞きしました。改めて、被災県の青年会として、今尚癒えない思いを抱えていらっしゃる方のために活動することの意味を考える一日となりました。

※写真掲載の許可を頂いております

東日本大震災慰霊行脚

令和6年3月11日、東日本大震災慰霊行脚を行いました。海蔵庵本院様より龍谷院様・釜谷霊園・観音寺様、そして旧大川小学校震災遺構までの道のりを命の尊さを感じながら行脚致しました。

 3年間、規模を縮小して慰霊行脚を修行して参りましたが、本年は新しく会員になった若い宗侶も参加し、24名という多くの会員が参加し行脚を勤めることができました。

 また、旧大川小学校震災遺構では、午後2時46分のサイレンで参列者の皆様と心を一つに手を合わせ、黙祷を捧げ、その後の慰霊法要では、地元御寺院様はじめ多くの僧侶の皆様と一緒に法要を修行させていただきました。

「同行同修」あの日起きたことを自身の胸に刻み、今を生きる私たちが共に手を取り合い、これから先も大切ないのちを守っていく、その想いを今後も繋いで参ります。

石巻市大川地区慰霊行脚、東日本大震災正当13回忌慰霊法要

令和5年3月11日、未曾有の東日本大震災から本日で12年が経ち、正当13回慰霊法要が大川小学校で行われました。

宮曹青では例年通り海蔵庵本院様~龍谷院様~釜谷霊園~観音寺様~旧大川小までを読経しながら慰霊行脚を行い、その後、大川小学校遺族会の慰霊法要に読経随喜(参加)してまいりました。

天気は晴れて気温がとても温かく、風がありましたが終始穏やかな1日でした。

大川小学校の慰霊法要はこれまでコロナ禍だったため、人を集めて開催されるのが3年ぶりでした。

多くのお参りの方が集まり、午後2時46分のサイレンでは手を合わせ黙祷を捧げておられました。

結びに第12教区海蔵庵住職佐竹泰生老師、同教区建立寺住職坂本顕一師の多大なるご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げ、ご報告いたします。

第15回月例供養法要

令和5年2月11日、宮城県曹洞宗青年会第15回月例慰霊法要がユネスコ無形文化遺産「米川の水かぶり」で有名な登米市東和町米川の大慈寺様にて行われました。

大雪が降り、多くの雪が残っている日でしたが、本尊上供に続いて、東日本大震災月例供養の読経、御詠歌を奉詠いたしました。

先ずは本尊上供

続いて、読経と御詠歌の奉詠

東北地区曹洞宗青年会第47回東北地方集会「宮城大会」東日本大震災13回忌法要並復興祈願法要

令和4年11月26日(土)、石巻市内にあります石巻マルホンまきあーとテラスにて『東北地区曹洞宗青年会第47回東北地方集会「宮城大会」 東日本大震災13回忌法要並復興祈願法要』が開催されました。

当日は天気も良く、とても過ごしやすい1日でした。

 

外には東日本大震災慰霊の献花台が設置され、多くの方がお花を手向けられておりました。

 

会場内では、まず別室にて『記念式典』が行われ、仏祖諷経をおこないました。

その後、絡子伝達式にて当会会長から来年の開催地である青森県曹洞宗青年会様に絡子が手渡されました。

第一部では東日本大震災十三回忌法要を行いました。

これまでの活動の動画をピアノの伴奏に合わせて流し、その後梅花流詠賛歌を奉詠いたしました。

読経は『歎佛会』にて、そして復興祈願法要を『大般若会』にて厳修しました。

『歎佛会』は普段では中々見ることができない法要でしたので参列された方々にはなじみのない法要かと思いますが、皆様思い思いに手を合わされていました。

『大般若会』では普段前面に設置する祭壇を二階席後方に設置をし、参列された方々に般若経を振ったときにおこる「智慧の風」が届くよう工夫を凝らしました。

 

厳かな雰囲気の中法要が進み、それぞれが思い思いに手を合わせておりました。

 

第二部では『子供たちからの復興エール』として、各沿岸地域から子供たちが活躍している団体をお呼びしました。

参加いただきました団体は『岩沼チアダンスチーム ICONICS』、『南三陸大森創作太鼓』、『石巻ジュニアジャズオーケストラ』です。

 

最後に会場外にて『鎮魂慰霊花火』を15分ほど打ち上げました。