平成31年3月8日(金)「仏一息」活動にて、志津川復興住宅に本年度2回目のお伺いをしました。
当日は風が強く、3月ではありましたが寒い中での開催となりましたが、それでも久しぶりにお会いした皆さまはあたたかく迎えて下さいました。南方仮設住宅で行われていた朝の体操も継続されているそうで、終わってお茶飲みしながらお待ち下さった方々もおられたとの事でした。
私達もその輪の中に加わらせて頂きながら、しばらくの間を皆さまのお話に耳を傾け、時に談笑しながらゆったりと時間を過ごさせて頂きました。
その間にも進められる、昼食のご用意。
食事のご用意も、共に頂く時間を大事にすればこそ。暖かいうどんが、皆さんとの交流をあたたかなものにしてくれているようでした。
この日皆さんとご一緒するなかで耳にしたお話は、様々な思いが交入るものでした。
住み慣れたはずのふるさとに戻ったはずでも、「この場所は山を整備して作ったので、風が強くとても寒い。」皆さん折に触れて以前の暮らしとの違いを感じる、そういう日常なのでしょう。
また、復興事業を経てすっかり変わった故郷の姿を思い、「童謡『ふるさと』を皆で歌う機会が多くあったけれども、自分は歌いたくなかった。でも、最近やっと歌っても良いかなと思えるようになった。当時の事を語る気持ちも、ようやく湧いてきた。」そんな気持ちを語って下さる方もおられました。
私達が傾聴行茶活動を取り組み続ける、その意味を改めて考えさせられる日でもあったように思います。
最後になりますが、来場して下さった20名の皆さまと地域の方々へ感謝し、また当日は12名でしたがこの「仏一息」に参加・お手伝い頂いた方々につきましても謝意を表したいと思います。
皆さまありがとうございました!