令和元年台風19号被害 10/25活動報告

災害による被害が改善しない中でのさらなる降雨に見舞われ、より困難さが増している中にありまして、被災各地にお住いの皆様の安全をお祈りいたします。

この日25日に行われました活動についてご報告いたします。

 

この日丸森町 西円寺様に集合し、支援物資の搬入を行いました。西円寺様より各地区にご連絡を取って頂き、町内の3か所の集会所にお訪ねしてお持ちした物資を、必要と言って頂いたものからご提供させていただきました。

物資の搬入をするにあたり、町内を移動しながら現状を目の当たりにし、それぞれの場所では住民の方からご要望を伺うと同時に被災の状況をお聞きするなど、報道などから見聞きするだけでは実感できなかった丸森町の今を知ることが出来ました。

大雨の被害がもたらした災害の爪痕は把握が進んでいるものの、特に危険な箇所の緊急復旧工事までやっとたどり着いたというような状況で、山林地域に広がる町内での移動も安心して行える段階ではない様子でした。

地区によっては井戸からの水の利用が可能であり、上下水の復旧作業が続く町内中心部より比較的便益が図れるためか集落・お住まいに残っておられる方々もいらっしゃいました。だたし、山間地に集落が点在するため災害に対して非常に脆弱となっていることから緊急時のリスクは高いままで、災害による直接的な損害とともに、現状への不安というものも拭えないだろうと感じました。

各集会所をお訪ねし、現状必要がないということで持ち帰った物資は丸森町の支援物資受け入れ窓口にてお引き受け可能なものをお渡しし、角田市総合保健福祉センター(ウエルパークかくだ)に開設されている避難所にも物資をお渡ししました。それぞれの場所についても、災害支援物資が集積してきているというお話と、必要とされる物資についての情報についてお伺いをすることが出来ました。

この25日も日本の広い範囲でまとまった雨が降る予報があり、現地活動中にも午前から日中にかけてはエリアメールにて災害への注意喚起がなされておりました。この記事を書いている時点で既に、災害が発生した情報や緊急速報など報道されております。

各地で困難に見舞われている方々に対して深く心配をし憂慮を感じるとともに、いち早く不安を脱して平穏な暮らしに戻られることを、切に願うばかりであります。私たちもお役に立てるのはわずかなものであったとしても、出来ることを探し活動してまいりたいと思います。