当会が主管する「サンタピアップみやぎボランティア会」主催によるカンボジアフェアが本年も仙台市泉区『SELVA』2階センターコートにて開催されます。
カンボジア教育支援活動の一環として開催致します。
ホシヤマ珈琲様ご提供のおいしいコーヒーも無料提供いたしますので、ぜひご来場下さい!
詳細は以下↓
12月17日(火)午後3時30分より仙台市ホテルグランテラスにて平成25年度第4回理事会が開催されました。
議長には第5教区理事 丹羽貴道師が選出し、次の事案が慎重審議の上、承認されました。
① 平成25年度「第2回研修会」報告・決算報告
② 平成25年度「会員大会」開催について
③ 平成25年度復興支援事業中間報告
④ その他
事業の開催日時等はこちらのHPでもお知らせいたします。
平成25年12月1日 南三陸町被災地慰霊行脚、無事修行して参りました。
今回の行脚は宮城県曹洞宗15教区様と共催にて、曹洞宗宗侶35名(内 岐阜県曹洞宗青年会様5名、岩手県曹洞宗青年会様1名)参加のもと南三陸町を3方面に分かれて慰霊行脚を行いました。
・志津川方面
各方面の海や要所にて立ち止まって慰霊供養を行いながら行脚しました。お待ち頂いていた方々もおられ、共に震災慰霊者の御霊にご供養申し上げました。
行脚終了後「あさひ幼稚園」に集合し被災地の早期復興を願い、復興祈祷法要を修行しました。
参加した会員は様々な思いを胸に行脚させて頂きました。
宮曹青は今後も継続して慰霊行脚活動を続けて参ります。
最後に、遠方よりご参加頂きました岐阜曹青会様、岩手曹青会様、誠にありがとうございました!
開講式風景
去る平成25年11月12日、今年度第二回目となる研修会が仙台市林香院様にて開催されました。
講師として福島県飯舘村前田区行政区長をお務めの長谷川健一さんをお招きし「生きる権利を奪われた飯舘村の今」と題し講演を頂きました。
長谷川健一氏
今回長谷川さんを講師に依頼した理由として、今期の宮曹青の行動指針である《実際に自らが現場へおもむき、行動を起こすこと》から、同じ東北の隣県に住む青年僧として、いまこの時に福島の状況を胸に刻み語りつぐことの重要性を強く意識し、現地研修の準備段階として今回の研修会の運びとなりました。
研修会では、住み慣れた故郷から無理矢理引きはがされた思い、酪農家としての苦悩、そして報道では語られなかった真実を率直に語っていただきました。さらに、知り合いの酪農家が「原発さえなければ」というメッセージを書き残し自死した事、102歳の男性や90歳の女性が避難の足手まといになるからと自ら命を絶った事、今後も自死が懸念される状況を問題提起されていました。
講演終了後、質疑応答となり「我々に出来る事は何か」という質問には「私の声を多くの人に届けてほしい」と話されていたのが印象的でした。
今回の研修会では、宮曹青は隣県の福島県の震災被害、特に原発被害の現状をどこまで理解しているのかという事がまずはじめの課題としてありました。今後宮曹青の活動を展開するにあたり、長谷川健一さんの命の言葉をしっかりとこの胸に刻み、僧侶として、青年僧として何が出来るかを考えていけたらと思います。