投稿者「miyasoutarou」のアーカイブ

熊本・長崎移動研修報告

 

平成29年1月23日から25日の2泊3日の日程で、熊本と長崎への移動研修が行われました。参加者は正会員22名での研修となりました。

 

仙台空港で出発式

初日は熊本へ参りました。仙台から飛行機とバスで目的地の大慈寺様まで移動しました。

平成28年4月14日に発生した熊本大地震の爪痕が残っており、移動中に見た民家の屋根には雨漏りを防ぐブルーシートが多く見受けられました。

 

大慈寺様に拝登。午後4時ころ到着しました。熊本大地震により県重要文化財であります仏殿の本尊釈迦如来像が破損し、他にも本堂、稲荷堂などたくさんの被害がありました。現在修復中の個所もございますが、あまりにも被害が大きかったためすべてが復旧するにはまだまだ時間がかかりそうでした。

本堂にて熊本の早期復興を祈願して読経させていただきました。

 

初日は大慈寺様を訪れて終了。

2日目の午前中に熊本城を視察。当初はバスにて近くまで行く予定でしたが、入場禁止区域が多く、入れる個所では熊本城が見えないとの事でしたので、急遽熊本市役所の展望台に移動し視察いたしました。

大地震の被害が大きく、見るも無残な姿に心が痛みました。また、市役所に設置された熊本大地震の被害状況の写真などを拝見し、地震がどれほど大規模で大変であったか知ることができました。

 

 

 

熊本城を視察後バスに乗り長崎へ移動しました。

次に向かったのは長崎原爆資料館と平和祈念公園。原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、亡くなられた方の無念、生き残られた方の壮絶な人生。言葉に表すことのできない気持ち、感覚をここで感じました。

資料館を拝観した後、平和祈念公園にて亡くなられた方々への供養と平和をお祈りし献花と読経をしました。

 

 

3日目には長崎の僧堂でございます皓臺寺様に拝登しました。本堂にて読経させていただいた後、老師のお話を拝聴しました。

 

 

今回の移動研修では熊本大地震被害の視察、原爆、戦争の恐ろしさ、悲惨さなどたくさんのことを学ぶことができました。今回経験したこと、学んだことを東日本大震災復興や戦没者慰霊供養などに今後生かしていきたいと思います。

平成28年度 第24期年次総会

平成28年12月19日(月)、秋保温泉ホテルニュー水戸屋を会場に「平成28年度 第24期年次総会」が開催されました。

会に先立ちまして、宮曹青正会員の方が今月ご遷化いたしましたのでその場にて1分間の黙祷を捧げました。

坂本副会長の開会宣言の後、議長に第3教区化度寺 根來興宣師が選任され審議事項として先般の理事会にて承認された「第25期三役人事案」が上程されました。

坂本副会長

 

議長の根來興宣師

第25期会長として第11教区耕徳寺 長谷川俊昭師が推薦選任された経緯を北村会長より説明があり、上程審議の結果、満場一致にて長谷川師が選任されました。

その後、長谷川師が副会長3名・監事3名の人事案を読み上げ、上程審議の結果満場一致にて承認されました。

副会長
・第 1教区 清涼寺 神作紹道師
・第 4教区 慶雲院 清水大伸師
・第14教区 大慈寺 髙橋信弘師
監事
・第11教区 澗洞院 二階堂法淳師
・第13教区 多福院 三輪宗俊師
・第21教区 東泉寺 眞山隆宏師

挨拶をする長谷川師

長谷川師は挨拶のなかで「第25期は研修、復興支援、カンボジア教育支援、再来年で宮曹青50周年となるのでその記念事業を合わせた4本の柱として頑張っていきたいと思います。会員皆様のご協力を何卒お願い申し上げます。」と話されました。

眞山監事、二階堂監事、長谷川会長、神作副会長、清水副会長、高橋副会長

会議終了後、水戸屋を会場に忘年会が開催され今年1年の慰労をしながら会員相互の親睦を深めました。

第41回 曹洞宗青年会東北地方集会 宮城大会「まごころに生きる」

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平成28年11月9日(水)、仙台市サンプラザホールに於いて第41回東北地方集会宮城大会「まごころに生きる」が開催されました。

第一部として東日本大震災七回忌法要を大本山總持寺貫首 江川辰三大禅師猊下御親修のもと『歎佛会』という法要を厳修しました。

厳かな雰囲気の中法要が進み、それぞれが思い思いに手を合わせておりました。

 

第二部では三重県曹洞宗青年会有志の和太鼓集団「鼓司(くす)」による復興祈願和太鼓演奏を行いました。

とても迫力のある太鼓演奏で、演奏が終わると来場者の皆様から大きな拍手が沸き起こりました。

 

第三部ではシンガーソングライターの南こうせつさんの追悼復興コンサートを行いました。

震災のこと、曹洞宗のこと、過去の思い出、などさすがと思わせる話術で時にはジョークを交え、時にはしんみりとお話しされました。

演奏も誰もが知っている名曲の演奏のほか、来場者の皆様と一緒に大合唱をし全体が一体となる演出もとても素晴らしかったです。

 

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平成28年度 第一回研修会

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平成28年9月28日、林香院様を会場に第一回研修会を行いました。

講師に愛知県東泉寺御住職・大本山總持寺後堂 前川睦生老師をお招きし、宮城大会 東日本大震災七回忌法要の馴らしを行いました。

冒頭に今回の法要の為に作成した差定や回向の説明や意味などをお話しいただき、声明を復習した後、それぞれの配役についていただき馴らしを開始しました。

 

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災害支援活動報告(写真追加)

本日平成28年9月16日(金)、北村会長以下総勢15名にて岩手県宮古市新里地区での災害支援活動を行いました。
現地へは登米、石巻南三陸、仙台の3箇所からそれぞれ集合・出発をしました。
各地およそ8時集合、約2時間程度の移動時間にてまずは盛岡赤十字病院で岩手県曹青の事務局長さんを含む4名の方々と合流をしました。
盛岡赤十字病院からさらに約1時間の移動と昼食を済ませて、当地にて岩手県曹青会長石ヶ森師と合流し、宮古市ボランティアセンター新里サテライトにて受付を行い、午後1時から午後4時まで宮古市新里地区での活動を行いました。
活動は宮曹青、岩曹青の20名にて1.5m浸水の被害を受けた住居から家財・物品を運び出す作業に当たりました。幸い天候も安定しており、家屋への降り口は狭い階段でしたが作業での事故も無く、無事に活動を終える事が出来ました。
また、北村会長は石ヶ森会長様と伴に被災のあった2ヶ寺への視察を行いました。
取り急ぎにて、活動の記録と併せてご報告を致します。

 

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第22回 カンボジア教育支援チャリティバザー 2016

平成28年9月6日(火)に宮城県登米市登米町にあります登米総合体育館「とよま蔵ジアム」にて第22回カンボジア教育支援チャリティーバザーを行いました。

こちらは前日の準備の様子です。

 

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たくさんの品物を箱から出したり分類しました。

たくさんの方のご協力のおかげで今回の総数は約4500点でした。

 

当日。

開場前からたくさんの方にお越しいただきました。

 

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会場までの間、バリスタボランティアコーヒー募金のコーヒーで一息。

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開場の様子。

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サンタピアップのブースもたくさんの方にお越しいただきました。

また、会場に書き損じハガキ、見なくなったDVD・本などをお持ちいただいた方がいらっしゃいました。

活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

大切に活用させていただきます。

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東日本大震災の孤児支援活動のブースも多くの人が訪れていました。

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会場の中の様子。

写真からも会場の熱気が伝わってきます。

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整理券順に整列していただいてる様子です。

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当会北村会長のあいさつ。

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レジの様子。

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皆様方にたくさんご購入いただいたおかげですべて完売となりました。

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今回の売り上げ額は1,194,300円でした。

また募金金額は36,546円でした。

このお金は全額カンボジア教育支援に充てさせていただきます。

 

今回もたくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。