投稿者「miyasoutarou」のアーカイブ

傾聴活動報告 石巻市

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傾聴活動を行いましたので活動報告申し上げます。

以前お世話になりました石巻市仮設役場前団地と仮設大森団地の2か所にて傾聴活動を行いました。

正会員22名、婦人会様9名、また今回はアメリカンフラワーを作成しましたので洞雲寺ご寺族様と講師先生のお2人にご指導いただきました。

先ほども申し上げた通り、今回はアメリカンフラワー(造花のようなもの)を皆さんと一緒に作成しました。

少し難しかったところもありましたが、先生の作業を見ながら集中して一生懸命作成しておりました。

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アメリカンフラワー作成後に青年僧侶たちが作った昼食を一緒に召し上がりました。

 

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仮設役場前団地の皆様、仮設大森団地の皆様、今回は大変お世話になりました。

このような機会をまた設けたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

最後に、今回ご参加いただいた婦人会様、洞雲寺ご寺族様。講師先生、ご参加いただき本当にありがとうございました。

 

 

 

第40回記念 曹洞宗青年会 東北地方集会 岩手大会

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平成27年11月4日(水)、岩手県メトロポリタン盛岡NEW WINGにて「第40回記念 曹洞宗青年会 東北地方集会 岩手大会」が行われました。

開式で仏祖諷経と東日本大震災のご供養を行いました。

導師は当会顧問であり東北地区曹洞宗青年会連絡協議会会長の天野大真師が執り行いました。

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来年は宮城県で開催されるということで、会場主の岩手県曹洞宗青年会様から絡子の伝達を受けました。

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記念講演では【青森県恐山菩提寺院代 南 直哉老師】のお話を伺い、現代における宗門の問題を様々な角度から切りだし、これからどのようにしたらよいか各個人個人が考えさせられる内容でした。

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記念公演では岩手県出身のシンガーソングライター松本哲也氏によるミニコンサートが行われました。

登場した時の歌い方を見ていると本当に音楽が好きなんだと伝わってくる、とても素敵な歌手でした。

大船渡出身ということで途中で忘れないようにという思いで東日本大震災当時の映像を流され、当時のことをそれぞれが思い出しみんなで涙しました。

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来年は宮城県で行う東北地方集会。

もうすでに準備に取り掛かっております。

来年ご来場される予定の方々、私たち一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

第21回カンボジア教育支援チャリティバザーご報告

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平成27年10月1日(木)に宮城県加美郡加美町の中新田体育館にて第21回カンボジア教育支援チャリティーバザーを行いました。

まずは前日の準備の様子から。

 

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集まったたくさんの品物を仕分けをしていきます。

箱が壊れているものや小さなものはまとめて梱包をします。

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賞味期限が1カ月程度で切れるものはよけて、安心して購入していただけるように十分に配慮しました。

そして各コーナーに仕分けをして、値段をつけていきます。

チャリティということで価格もかなり抑えて用意させていただきました。

そして当日・・・。

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400人以上の人たちにご来場いただきました!

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当日は石巻の坐蒲販売のブースや震災孤児を支援する会のブースなども設置させていただきました。

また、先日の大雨被害に遭われた方々に対し募金活動も行いました。

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こちらは会場の様子。

写真からも皆さんの熱気が伝わってきます。

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今回もたくさんのご協力ありがとうございました。

まだ場所など未定ではございますが、また来年開催致しますのでどうぞよろしくお願いします。

 

追記

当日行いました募金の詳細をご報告申し上げます。

大雨洪水被害への募金額・・・51,157円

サンタピアップ教育支援募金額・・・9,186円

※大雨洪水被害への募金は宮城県災害対策本部へ義援金としてお渡ししました。

また、サンタピアップの募金は今後当会で教育支援として文具などを購入するのに使わせていただきます。

たくさんの方々のご協力、誠にありがとうございました。

第21回カンボジア教育支援チャリティバザーのお知らせ

チャリティバザーの日程が決まりました!

日時:平成27年10月1日(木)午後1時〜 販売

(開場12時30分、来場者多数の場合には12時より整理券を配布します。)

会場:中新田体育館 宮城県加美郡加美町字一本杉58

今回も品物をたくさん用意しますが、品切れの場合はご容赦ください。

たくさんの方のご来場お待ちしております!

終戦70年平和祈念法要並びに慰霊法要厳修

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平成27年8月31日(月)、松島・大観荘に於いて梅花流宮城県師範会様と宮城県梅花流研究会様と共催という形で「終戦70年平和祈念法要並びに慰霊法要」を厳修させていただきました。

1座目は平和祈念法要(導師 北村宮城県曹洞宗青年会会長)、2座目は慰霊法要(導師 永松梅花流宮城県師範会会長)の2つの法要を行いました。

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当日は宮城県内の僧侶の方々の他、梅花の師範会の皆様、研究会の皆様にもおいでいただき、一緒になってご供養させていただきました。

法要で平和祈念御和讃や戦災精霊供養御和讃をお唱えし、戦没者の人々への慰霊と平和への祈りを捧げました。

 

IMG_5361宮城県梅花流研究会の方々による献花・献灯の様子

 

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法要を通して戦争という過ちを二度と犯してはならないと改めて強く思いました。

宮城県曹洞宗青年会 第24期新会長 北村暁秀 挨拶

第24期スローガン「自己を磨き、他に尽くさん」

平成27年4月の定例総会より第24期会長を拝命いたしました、石巻市(13教区)法山寺副住職の北村暁秀と申します。
さて、国難とも言われた東日本大震災、未だ復興半ばであり、多くの方々がその混乱の中に身をおいていらっしゃいますが、それは宮曹青にとっても同様でありました。
当時を振り返りますと、程度の多少はあってもおよそ総ての会員が被災してしまうという、未だかつて誰も経験したことのない状況の中で、支援物資の配給や被災寺院の片付け作業に奔走された当時の会員諸師の姿は今でも忘れることができません。
幾度にも及ぶ物資配給や炊出しに寺院片付け作業、さらには一年に及ぶ月命日供養に慰霊行脚など、紙面では語りつくせないほどでありました。
また、この2年間は天野大真会長の元、復興支援活動を受け継ぎ仮設団地での傾聴活動を主軸にされるなど、時宜に適した形で幅広く展開されつつ、従来の研修会やチャリティバザー、会員大会にソフトボール大会などの行持を復活され、宗侶のみならず特別会員の皆さんとの関係再構築にもご尽力されたのでありました。通常であっても当会の活動は年間を通じ多岐にわたりますから、二本の柱に同じように重きを置いて活動されたご苦労は計り知れないものがあります。
この4年半、何れの期も震災の混乱の中、活動するにあたって様々な葛藤や迷いがあったことは想像に難くありませんが、それでも前述のように活動を継続展開できたのは、そのすべてが菩薩行だったからだと思うのです。悩み苦しみ悲しんでいる方を放ってはおけない、活動に参加された誰もが「ひとの安らぎを自らの安らぎとする」まさに慈悲の実践としてそれぞれが菩薩の行として取り組まれたことが各々の芯となっていたからこそ可能であったと思うのです。

そこで、今期、第24期も同じく菩薩行を継続して参りたくスローガンを「自己を磨き、他に尽くさん」といたしました。これは「欣求菩提 教化衆生(上求菩提 下化衆生)」であり、「修行と教化」すなわち仏教の命題とする「智慧の獲得と慈悲の実践」であります。
しかしながら、「修行と教化」は切り離された別々のものではなく、この4年半の活動がまさにそうであったように、教化に勤しむ中で自らも学び、磨かれていく自己もあり、共に深まっていくものだとも実感いたしました。
つまりスローガン「自己を磨き、他に尽くさん」をより端的に表現するならば「教化」であります。ただし、「教化」といっても何か特別難しいことをいたそうというのではなく、どんな活動や研修も教化に適っているかどうかをしっかりと見つめながら行持していくこと、教化を意識してすべてを行っていくことであります。
そうして宮曹青の活動や研修に参加された会員の方々が最終的にはご自坊檀信徒の皆様や地元の地域社会などの教化活動にフィードバックして頂けるものにして参りたく存じます。
その実現のために今期は従来の4つの委員会に加えて特設として教化委員会を新たに設置し、5つの委員会で活動して参ります。研修委員会は主に法要を通じ、広報編集委員会は紙面やHPを通じ、ボランティア委員会は傾聴活動やボランティア活動を通じ、交流事業委員会は交流行事や慰霊行脚を通じて、それぞれが強く教化を意識しながらの活動といたします。さらに今期特設としての教化委員会は、布教教化の可能性や方向性あるいは問題点などを探る研修を通じて会員相互に学び合い、それぞれのご自坊や師寮寺における布教教化活動に活かして頂けるものを目指します。

東北地方集会「宮城大会」について
来年秋に予定されている「宮城大会」でも教化をテーマとして開催いたします。委員会それぞれの活動や研修を通じて深めたものの集大成となるような大会を目指して参ります。
詳細は準備委員会を発足して現在協議中ですが、「東日本大震災七回忌予修法要」や「復興祈念行持」ならびに「記念講演」を開催し檀信徒の方々や一般の方々大勢にご参加頂き、共に宗教的感動を分かち合えるような内容を鋭意検討して参ります。

結びに
「将来恩返ししていくのだよ」16年前の自身庶務時代、ある先輩が仰っていた言葉です。当時はあまりピンと来ませんでしたが、様々なお役を拝命してきた中でたくさんの方との出逢いや数え切れない大切な教えを頂戴して参りました。私などでは遠く及びませんが「相承」のおさとしの如く、受け継ぎ頂戴したものを僅かでも次世代の会員皆様のお役に立つことを願いながら「恩送り」としてお伝えさせて頂くことができれば幸甚であります。それが先輩方の願いであり先輩方への恩返しでもあると思うからです。
皆様には当会への益々のご理解とご協力ご法愛を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
合掌