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傾聴活動報告 仏一息 登米市

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今年度第1回目は、前期より何度か訪問させていただいている登米市南方仮設にて傾聴活動をいたしました。

正会員26名 婦人会様9名の参加

来場者 男性7名 女性32名

でした。

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今回は14教区青年会の方に炊き出しをしていただきました。献立は自治会長さんから希望のあった地元料理のはっと汁と、炊き込みごはんでした。

はっと汁に入れる具材のはっと粉の練る作業を住人の方と一緒にしたのですが、さすが地元の方といった感じの慣れた手つきで作ってくださいました。非常に盛り上がった企画の一つでした。

他にも団扇に絵を描く作業、キーホルダー作り、数珠つくりを、お茶を飲みながら行いました。

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DSCN0270(1)何度も宮曹青としてお邪魔していることもあり、住人の方も私たちを温かく迎えてくださいました。

盛り上がった雰囲気ではありましたが、あるご婦人とお話した際、「まだ主人が見つかってないんです。毎日仏壇に向かって帰ってきてほしいと祈ってます。お骨が入っていないお墓にもいつもお参りしてます」と目に涙を浮かべながら話してくださいました。

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ボランティアに携わる人間としてこれからも微力ながらも被災された方々に寄り添っていきたいという思いを新たにいたしました。

 

傾聴行茶活動報告⑨

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今回は、昨年7月にお伺いさせていただいた町北第三団地、役場前団地、大森団地の三カ所にて傾聴行茶活動『仏一息ほっとひといき』を行わせて頂きました。18名もの会員諸師がご参加頂きました。

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今回もお話しする機会を多く取り入れながら、ものつくりなどをさせて頂きました。また、お昼をまたいだ時間での開催でしたので、お昼ご飯代わりの軽食と飲み物や菓子をご用意させていただきました。県婦人会様より6名、特別会員1名のご参加もございました。

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住民の方々は震災から4年が経った今も仮設住宅での生活を強いられておいでです。不安や憤りの気持ちが溜まっておいでのはずですが、訪問させて頂いた我々と笑顔を見せながら楽しく過ごして下さったようでした。私たちも寄り添う気持ちで接してまいりました。また4月より災害公営住宅に引っ越される住人もおられ、住民同士のお別れ会の趣旨を踏まえたお茶会になった所もございました。住民同士のコミュニケーションの場として傾聴活動を利用してもらうことが出来たのではないかと思います。

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ボランティア団体の訪問が減る中、我々青年僧の姿をご覧になって安心してくださる方もいらっしゃいました。今後も継続的に傾聴行茶活動『仏一息ほっとひといき』を展開し、住民の皆様の安心につながって頂ければと思います。我々も何度も仮設住宅に足を運んでいかなければならないと思います。

傾聴行茶活動報告⑧

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今回は、春以来4回目となる多賀城市仮設住宅5カ所と、昨年以来2回目となる登米市南方仮設住宅にて傾聴行茶活動を行わせて頂きました。多賀城市仮設では初めての試みとなる午前・午後と二回に分けての傾聴活動を行わせて頂きました。会員からは11名の参加者がありました。

住民の参加者数は多賀城市仮設(5カ所合計)では54名の参加がありました。

事前にチラシを見て「また来てくれるのを楽しみにしていました。」という声もあり、木枯らしの吹く中、多くの住民の方が各仮設の集会所に集まりました。

談話の中心は公営住宅に引っ越される際の様々な問題や、葬儀、法事、また墓地の継承や改葬についての最近の事情など和尚さんに今しか聞けない疑問などの話しで盛り上がりました。

「また来て下さい。」と住民の方と約束をされた和尚さんもいらっしゃったようです。

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南方仮設では64名の参加がありました。食事を取りに来られた方を含めると70名近くの来場がありました。今回も集会所内は多数の方がお越しになり、大盛況でした。ご提供した炊き出し料理を召し上がった皆様からは、好評を頂きました。

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また、今回も14教区青年会様から炊き出しのご協力を頂きました。会員からは忙しい中17名のご参加を頂きました。

今回は、リクエストに応じてお話し会を行いました。また秋晴れの天気に恵まれ、外にも机を並べ、青空の下でのお昼ご飯となりました。

 仮設住民同士のコミュニケーションの場として、また住民の皆様の息抜きの場として傾聴行茶活動を利用して頂くことが出来ました。傾聴行茶活動『仏一息ほっとひといき』の存在を改めて知って頂けることが出来たと思います。チラシのポスティングでは、管理所のスタッフの皆様のご協力なども頂きました。

公営住宅などに移られる方が増え、仮設住宅は閑散としてまいりました。住民の方々からはボランティア団体の姿が見えなくなることに不安を感じている方もいらっしゃいます。今後の活動内容と支援方法を見直しながらも、継続して活動を行っていかなければならないと感じました。

ボランティア委員長 小枝誠智

 

傾聴行茶活動報告⑦

石巻傾聴活動写真③

 

 傾聴行茶活動『仏一息ほっとひといき』を2月の傾聴行茶活動でお伺いさせていただいた町北第三団地(7名参加)、役場前団地(15名参加)のほか、大森団地(26名参加)の三カ所にて行わせて頂きました。

石巻傾聴活動写真②

 

石巻傾聴活動写真⑧今回はお話しする機会を多く取り入れながらも、リクエストに応じて卓上灯篭・うちわ絵・数珠作りを行いました。また夏の午後という時間でしたので、冷たい飲み物とラスクやお茶菓子をご用意させていただきました。県婦人会様より5名のご参加もございました。

石巻傾聴活動写真⑥

お出で頂いた住民の方々には訪問させて頂いた我々に笑顔を見せ、和ませ、楽しく過ごして下さったようでした。我々も大人数で押しかけてしまいましたが、寄り添う気持ちを表しながら心を落ち着かせ安心していただくよう心掛けました。

 住民の皆様方にも我々青年僧の姿をご覧になって趣旨をご理解いただけたと思っております。今後も仮設住民同士のコミュニケーションの場として、また住民の皆様の息抜きの場として傾聴行茶活動を広めながら、はじめての方にも足を運んで頂けるよう企画して参ります。
石巻傾聴活動写真⑤

傾聴行茶活動報告⑥

 

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平成26年3月7日(金)今年度最後となる第8回傾聴行茶活動『ほっとひといき』を昨年7月に引き続き多賀城市内の仮設住宅にて行って参りました

宮曹青会員12名の参加があり、12時30分から山王市営住宅跡地応急仮設住宅、高橋公園応急仮設住宅、多賀城中学校応急仮設住宅の集会所3カ所に分かれて活動して参りました。
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今回は合計27名(山王13名、高橋7名、中学校7名)の方に来て頂きました。

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今回は、匂い袋作りや御詠歌写経などを行って頂き、「心が落ち着きますね」「頂いた匂い袋を枕元に置いてゆっくり眠れそうです」などというお声を頂きました。

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こちらがお作り頂いた匂い袋です。皆さん、やはり私たちよりも上手に作っていらっしゃいました!

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作業の後はお茶を飲みながら、震災時の体験談や昔の多賀城のくらし、現在お困りの悩みなどをお話し、共に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

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今回も特別会員の仕出し料理の「梅田」様のご協力を仰ぎ、おでん、おくずかけ、わらび餅、コーヒーをご提供頂きました。ご協力誠にありがとうございました。

 

傾聴行茶活動報告⑤

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11月25日に登米市南方仮設住宅にて傾聴行茶活動を行って参りました。

86名(内子供3名)ほどの参加があり、自治会役員様からは「こんなに多くの住民の方々の参加は初めて」というお声をいただきました。
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活動内容としては数珠作りや写仏などを行いながら炊き出し料理をご提供させて頂きました。またエレクトーン奏者高橋日出子先生によるコンサートで和やかな楽しい会場となりました。
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今回は地元のゆるキャラ「ハットン」も駆けつけて会場を盛り上げて頂きました!
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今回は傾聴というよりはイベント色が強い活動となりましたが、仮設にお住まい方々に少しでも癒しの場、時間を提供することができたかと感じました。