令和6年度会員大会

 令和7年2月10日(月)、宮城県曹洞宗青年会令和6年度会員大会を開催致しました。
青森県普賢院院代菊池雄大師を講師に「曹洞宗寺院と宿坊の相性の良さ」という内容の講義をいただき、実体験を交えながら大変貴重なお話を聞くことができました。

 当会には特別会員と言いまして、葬儀社様、石材店様、仏具店様、他にも様々な業種の企業様が、活動に賛同くださり、会にお入りいただいております。
ソフトボール大会と会員大会の年2回、青年僧侶の正会員と、特別会員様が交流する機会を設けています。

 第2部ボーリング大会、第3部懇親会も多くの皆様に参加いただき楽しい時間を過ごすことができました。参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

令和6年度第28期年次総会

令和6年12月23日(月)午後4時半より、仙台中央斎場清月記に於いて「令和6年度第28期年次総会」が開催されました。年次総会は、来期第29期宮城県曹洞宗青年会会長および副会長・監事の人事案を審議するために行います。事務局より定足数が確認され、正会員175名の内、計112名(正会員51名参加(リモート含む)、委任状61通)、総会の成立が報告されました。

議長には第3教区 玉川寺 村上孝宗師が選出されました。議長進行のもと、先般理事会において承認された「第29期三役人事案」について千田会長より第29期会長を第4教区 高林寺 牧野隆信師とする案が上程され、審議の結果、承認されました。

その後、牧野師より副会長3名と監事3名の人事案が上程され、同じく審議の結果、承認されました。

第66回滴禅会講伝会

令和6年11月28日・29日の2日間に渡り、第21教区洞雲寺様とホテルニュー水戸屋様を会場に滴禅会講伝会が開催されました。滴禅会とは故杉本俊龍老師が研究された法式作法・室内住職学について広く宗侶に知って頂こうと組織された会であり、この度宮城県での講伝会を当会と共催させていただけるというご縁に恵まれました。当日は全国から参集された滴禅会会員、宮曹青正会員の計62名という多くの方の参加により盛会となりました。

 1日目は会場となる洞雲寺様の本堂において、故杉本俊龍老師報恩諷経、並びに開講諷経を挙げさせていただきました。その後洞雲寺住職千田幹雄老師より、洞雲寺様の歴史変遷についてのお話を交えたご挨拶をいただき、いよいよ開講と相成りました。花井寺住職井上義臣老師による講伝では「施餓鬼・甘露門(意義と功徳・発生の仕組)」という演題で、冒頭、法要がもたらす功徳を檀信徒に信じていただく為には、そもそも僧侶が宗教文学的感性を養い、法要の意義功徳を感じ取らなければならないというお示しから始まりました。僧侶自身の感性の修養を前提とした上で、それを力強く後押ししていただいているかのように、講伝の内容は施餓鬼供養の成り立ちから今日に至るまでの儀式作法の変遷について、また曹洞宗門における面山甘露門法の構成や陀羅尼の意味に至るまで、微に入り細を穿ちご教示をいただきました。

 2日目は会場をホテルニュー水戸屋様に移し、高福寺住職武井全補老師の講伝では「禅問答と公案について」という演題で、従容録の第9則から第11則までを、武井老師の解説を交えながらお話をいただきました。今回取り上げられた3問の公案について武井老師の見解をお示しされながらも、最後の答えは聴講している我々自身に委ねるという形式のお話は、まさに師僧と対峙して禅問答を行っているかのような感覚を呼び起こさせるものでした。

 最後にこのような貴重な場を設けていただきました関係各位、ご参加いただきました会員の皆様に心より感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。皆様、誠にありがとうございました。

第49回曹洞宗青年会東北大会「山形大会」


11月19日(火)第49回曹洞宗青年会東北大会「山形大会」がホテルメトロポリタン山形で開催され、当会から26名が参加しました。

 

「衆縁和合〜人とのつながり〜」というテーマのもと、大会副会長である当会会長の開式の辞より記念式典が始まりました。

 

多くの老師より祝辞を賜り、次期開催県へ絡子の伝達を行い、記念式典が閉式されました。来年度は第50回という節目の大会となりますが、福島県で開催予定です。


その後、山形テルサへ移動し三味線プレーヤーの上妻宏光さんとピアニストの伊賀拓郎さんのコンサートが行われました。三味線とピアノのコラボは素晴らしいものでした。
また、山形テルサ内でサンタピアップ宮城ボランティア会のブースを出店し、沢山の方にカンボジア教育支援のご協力を頂きました。

開催にあたり、ご尽力頂いた多くの方に感謝申し上げます。

第28回カンボジア教育支援チャリティバザーご報告

 令和6年9月6日(金)美里町トレーニングセンターにて第28回カンボジア教育支援チャリティバザーを開催致しました。前日から多数の方と協力しての準備会となり、多くの商品を陳列し当日を迎えました。

 開場してからは、当会会長並びにボランティア委員長よりバザーの主旨説明、注意事項をお伝えし、いよいよバザーの開始です。

あっという間に多くの商品がなくなり、大盛況でした。レジや梱包を担当している方も、途切れない列に大忙しです。

本年度のバザーの詳細でございますが

・来場者       259名

・総商品数      3,045点

・バザー売上     1,025,200円

・サンタピブース売上 23,360円

・能登半島地震募金  21,410円

となりました。

 全額をカンボジアの小学校建設と教育支援活動への基金として寄付致します。ご来場頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。