たくさんの「亡き人への手紙」をお寄せ頂きました。
それぞれの想いが亡き人へ届くよう、平成27年3月11日にお焚き上げ供養をさせて頂きます。
※写真は一部加工しております。
傾聴行茶活動『仏一息ほっとひといき』を2月の傾聴行茶活動でお伺いさせていただいた町北第三団地(7名参加)、役場前団地(15名参加)のほか、大森団地(26名参加)の三カ所にて行わせて頂きました。
今回はお話しする機会を多く取り入れながらも、リクエストに応じて卓上灯篭・うちわ絵・数珠作りを行いました。また夏の午後という時間でしたので、冷たい飲み物とラスクやお茶菓子をご用意させていただきました。県婦人会様より5名のご参加もございました。
お出で頂いた住民の方々には訪問させて頂いた我々に笑顔を見せ、和ませ、楽しく過ごして下さったようでした。我々も大人数で押しかけてしまいましたが、寄り添う気持ちを表しながら心を落ち着かせ安心していただくよう心掛けました。
住民の皆様方にも我々青年僧の姿をご覧になって趣旨をご理解いただけたと思っております。今後も仮設住民同士のコミュニケーションの場として、また住民の皆様の息抜きの場として傾聴行茶活動を広めながら、はじめての方にも足を運んで頂けるよう企画して参ります。
平成26年3月7日(金)今年度最後となる第8回傾聴行茶活動『ほっとひといき』を昨年7月に引き続き多賀城市内の仮設住宅にて行って参りました。
宮曹青会員12名の参加があり、12時30分から山王市営住宅跡地応急仮設住宅、高橋公園応急仮設住宅、多賀城中学校応急仮設住宅の集会所3カ所に分かれて活動して参りました。
今回は合計27名(山王13名、高橋7名、中学校7名)の方に来て頂きました。
今回は、匂い袋作りや御詠歌写経などを行って頂き、「心が落ち着きますね」「頂いた匂い袋を枕元に置いてゆっくり眠れそうです」などというお声を頂きました。
こちらがお作り頂いた匂い袋です。皆さん、やはり私たちよりも上手に作っていらっしゃいました!
作業の後はお茶を飲みながら、震災時の体験談や昔の多賀城のくらし、現在お困りの悩みなどをお話し、共に貴重な時間を過ごさせて頂きました。
今回も特別会員の仕出し料理の「梅田」様のご協力を仰ぎ、おでん、おくずかけ、わらび餅、コーヒーをご提供頂きました。ご協力誠にありがとうございました。
平成26年3月11日(火)東日本大震災被災地慰霊行脚として石巻市の「雄勝」「大川」地区、名取市の「閖上」地区において、曹洞宗宗侶53名(内 全曹青周年事業委員長、岐阜県曹洞宗青年会様1名、いづも曹洞宗青年会様6名、Teamおきたま様8名)参加のもと行脚を修行して参りました。
雄勝方面は途中雄勝病院跡地、雄勝斎場にて読経し、その後大川小学校にて大川小学校・遺族会主催の「慰霊法要」に御随喜致しました。
閖上地区では東禅寺様を出発の後、午後2時46分に閖上中学校にて黙祷をしました。その後行脚を再開し、途中、住民の要望のある場所でご供養を申し上げました。
地域、遺族の方々の安心を願い、ただただ祈るばかりでした。
東禅寺様帰山の後、本堂にて修行された「慰霊法要」に御随喜させて頂きました。
寒風吹きすさぶ中の行脚となりましたが、我々を待っていて頂いた住民の方も辛かった事と思います。皆様本当にありがとうございました。