平成29年3月10日福島県福島市にあります福島ルンビニー幼稚園と圓通寺様を会場に全国曹洞宗青年会主催「東日本大震災七回忌 慰霊復興祈願のつどい」が開催されました。
宮曹青から出向として5名、また東北地区曹洞宗青年会連絡協議会より宮城から6名の出向をいたしました。
当日は風が強く雪もちらつく寒い日ではございましたが、たくさんの方のお参りを頂戴いたしました。
宮曹青では法要の随喜のほかに笹かまぼこ(女川の高政様からご提供いただきました。)を炙ってお渡しするブースを設置しました。
数にして600個ほど用意しましたが、たくさんの方にご来場いただきましたおかげで瞬く間になくなりました。
とても好評で、「おいしい、おいしい」と食べるたびに来場者の方々の笑顔が見えました。
また、「(亡くなられた)お父さんにも食べさせてあげたかったな。」とのお声をいただいた時は心が痛くなりました。
法要は萬灯供養を行いました。
中に入り切れないほどたくさんの方にお参りいただきました。
皆様、蝋燭の灯を見ながらそれぞれ思い思いに手を合わされておりました。
外には子供たちが作成したたくさんの灯篭に火が灯され、人々の足元を明るく照らしました。
法要後には御詠歌が奉詠された後に花火が打ち上げられました。
花火を見る姿には笑顔あり、涙あり。
それぞれの思いで同じ空を見上げました。
明日は東日本大震災から丸6年。
皆様の気持ちが花火とともに届いているといいなと思いました。