東日本大震災から本日で丸6年の月日が経ちました。
様々な場所にて亡くなられました方々に対し追悼慰霊供養が行われました。
宮曹青からも県内6カ所の慰霊法要へ出向させていただきました。
そのほか各教区ごとであったり各ご寺院様、たくさんの場所に於いて県内外から来られた方々が思い思いにそれぞれご供養をされておりました。
場所は違えども想いは一つ。
犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げると同時に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
平成29年3月10日福島県福島市にあります福島ルンビニー幼稚園と圓通寺様を会場に全国曹洞宗青年会主催「東日本大震災七回忌 慰霊復興祈願のつどい」が開催されました。
宮曹青から出向として5名、また東北地区曹洞宗青年会連絡協議会より宮城から6名の出向をいたしました。
当日は風が強く雪もちらつく寒い日ではございましたが、たくさんの方のお参りを頂戴いたしました。
宮曹青では法要の随喜のほかに笹かまぼこ(女川の高政様からご提供いただきました。)を炙ってお渡しするブースを設置しました。
数にして600個ほど用意しましたが、たくさんの方にご来場いただきましたおかげで瞬く間になくなりました。
とても好評で、「おいしい、おいしい」と食べるたびに来場者の方々の笑顔が見えました。
また、「(亡くなられた)お父さんにも食べさせてあげたかったな。」とのお声をいただいた時は心が痛くなりました。
法要は萬灯供養を行いました。
中に入り切れないほどたくさんの方にお参りいただきました。
皆様、蝋燭の灯を見ながらそれぞれ思い思いに手を合わされておりました。
外には子供たちが作成したたくさんの灯篭に火が灯され、人々の足元を明るく照らしました。
法要後には御詠歌が奉詠された後に花火が打ち上げられました。
花火を見る姿には笑顔あり、涙あり。
それぞれの思いで同じ空を見上げました。
明日は東日本大震災から丸6年。
皆様の気持ちが花火とともに届いているといいなと思いました。
今年の3月11日で東日本大震災から6年の月日が経ちます。
早いような遅いような、しかしあの時の情景はいまだ色濃く心に残っております。
私たち宮城県曹洞宗青年会はこれまで復興支援活動として皆様のお力になりたく活動してまいりました。
今まで活動してきました写真をスライドショーにして、昨年行われた東北地方集会「宮城大会」のオープニングにて流しました。
その時の映像をこの場でも掲載させていただきます。
6年もの月日は経ちましたが、宮城県曹洞宗青年会はこれからも復興支援活動を行ってまいりたいと思っております。
少しでも皆様の復興のお役に立てますよう一生懸命活動いたします。
1日も早い復興を願い、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
平成28年11月9日(水)、仙台市サンプラザホールに於いて第41回東北地方集会宮城大会「まごころに生きる」が開催されました。
第一部として東日本大震災七回忌法要を大本山總持寺貫首 江川辰三大禅師猊下御親修のもと『歎佛会』という法要を厳修しました。
厳かな雰囲気の中法要が進み、それぞれが思い思いに手を合わせておりました。
第二部では三重県曹洞宗青年会有志の和太鼓集団「鼓司(くす)」による復興祈願和太鼓演奏を行いました。
とても迫力のある太鼓演奏で、演奏が終わると来場者の皆様から大きな拍手が沸き起こりました。
第三部ではシンガーソングライターの南こうせつさんの追悼復興コンサートを行いました。
震災のこと、曹洞宗のこと、過去の思い出、などさすがと思わせる話術で時にはジョークを交え、時にはしんみりとお話しされました。
演奏も誰もが知っている名曲の演奏のほか、来場者の皆様と一緒に大合唱をし全体が一体となる演出もとても素晴らしかったです。
5月6日から11日までの6日間にて、曹洞宗東北管区教化センターによる「祈りの道」と題された東日本大震災慰霊行脚が行われました。
宮古市・常安寺さまと、南相馬・同慶寺さまの二箇所よりそれぞれスタートし、リレー形式にて行脚を続け、東北6県の僧侶が被災各地で祈りと慰霊の法要を営みました。
最終日11日には石巻市・洞源院さまに無事ゴールし、慰霊・復興祈願法要が厳修されました。
私たち宮曹青も行脚と法要に随喜して参りました。
前半は海風が強い日が続き、10日の日からは雨が降り出し終盤はあいにくの天気となりましたが、亡くなられた方々へ祈りを捧げ各々読経しながら歩きました。
平成28年3月11日(金)宮曹青・全曹青共催東日本大震災被災地慰霊行脚、及び大川小学校慰霊追悼法要(遺族会主催法要に随喜)を無事に修行して参りました。
当日は石巻市海蔵庵様別院にて集合をし、大川地区、雄勝地区、北上地区の3コースに分かれ、地元御寺院様や慰霊碑の前でご供養しながら行脚致しました。
宮曹青から29名、全曹青・各県曹青32名、合計61名の僧侶が参加しました。
この日は気温も低く、とても肌寒い日でした。
大川地区を行脚途中で皆様からお寄せいただいた『亡き人への手紙』をお焚き上げ供養させていいただきました。
東日本大震災から5年。
それぞれが思い思いの気持ちを胸にご供養させていただきました。
亡き人に少しでも思いが届きますように。
合掌