平成30年3月11日(日)大川地区にて、東日本大震災被災地慰霊行脚をいたします。
集合は午前11時30分、石巻市相野谷にございます海蔵庵別院様にて。
大川地区の5.4kmを4か所にて読経を修行しながら、おおよそ2時間の行程を企画しております。
(下記掲載の写真は過去の行脚の様子です。)
あれから8年目を迎える、当地での慰霊行脚の様子については後日ご報告をする予定です。
平成30年2月19日(月)午後2時より、ホテルグランテラス仙台に於いて平成29年度「会員大会」が開催されました。
当日は正会員、特別会員とも多数のご参加をいただきました。
第一部は講師にフリーアナウンサー・朗読家の渡辺祥子氏をお招きして、『心に響く話し方』を演題に講演をいただきました。
言葉を伝えることをライフワークとされている渡辺氏が積み重ねてこられた経験・体験を元に、表情・呼吸・話し方や伝え方のポイントといったことから、時に自分や他の人々の生き方を変えてしまう言葉の力について楽しく学ぶことができました。
第二部は場所をボウルサンシャインに移しまして、恒例のボーリング大会を行いました。
第三部では懇親会が開催され日頃お世話になっている特別会員さまと交流し懇親を深めました。
以上、ご報告とさせていただきます。
平成29年12月20日(水)午後3時30分より、ホテルニュー水戸屋を会場として宮曹青講演会を行いました。
今期の宮曹青は創立50周年を迎えるにあたり記念事業を計画しています。その記念事業へ向けての一環として、宮曹青の歴史を振り返るとともに今後の青年会に願う未来像についての御講演を、仙台市福聚院御住職 伊達廣三 老師(宮曹青第10代会長)をお招きして行ないました。
一時間の講演の中で、伊達老師が宮曹青に参画される前のお話から当時の青年会の運営についてなど、今の私たちが享受している活動環境がまさに手探りで模索されていた時代のお話を伺うことが出来ました。
ワープロやパソコンといった便利な機器がないことや、車も乗り合わせて集合する(老師は自転車で当時の名取の事務局に通ったとのことでした。)など参加・運営の御労苦もさることながら、期を重ねるにしたがって現在のような青年会の組織が作られていき、その時々の状況に鑑みた新たな事業を企画し継承していくという、今の私達につながっていくことが実感できる講演でした。
後半において老師の語られた ❝ 社会や人口の変化に伴って、より一層寺院や宗侶の果たす役割が問われていく。宮城という地域に根差した曹洞宗の宗侶であるとともに、世界にも目を向けて行きましょう。❞ という内容は、50周年に向けての青年会に限らず宗侶1人1人がさらにその先へ向かっていきなさい、という叱咤激励を頂いたように感じました。
本年中の事業としては最後になりましたが、ご参加の皆さまに御礼を申し上げますとともに、引き続き50周年を迎える来年もご加担の程を宜しくお願いいたします。
去る平成29年11月20日(月)、仙台市林香院様を会場にて「平成29年度 第2回研修会」を行いました。正会員・賛助会員の御寺院様併せて43名のご参加を頂きました。
この研修では曹洞宗総合研究センター 専任研究員 宇野全智 師をお招きし、今期の宮曹青スローガン『護り伝えん 御仏の道』のもと「参禅弁道」をテーマに、前回の藤田一照老師による『現代に坐禅を普勧する』に続く研修でした。
第1講では「様ざまな坐禅会の実例に学ぶ~集め方・教え方・続け方など」として、「朝活禅」をはじめとした、多様な坐禅会の運営方法が紹介されました。
第2講では「坐禅会に役立つ教材・テキスト・ワークショップの紹介~禅を基軸にした幅広い学びを実現するために」として、坐る以外の坐禅に対する理解を深める方法が紹介されました。
平成29年11月18日(土)10時より石巻市大森仮設にて、傾聴活動「仏一息」(ほっとひといき)を行いました。
私たちが準備に取り掛かる間にも、住民の皆さまが集まってくださいました。
そのまま自然とお茶飲みをしながらのお話になっていく、そんな”ほっと”する時間がありました。
当日は住民の方々がのべ8名お集まり下さいました。私たちは正会員12名、寺族様とお手伝い頂いた方々3名にての活動となりました。
最初は私たちにお話をするようにご要望を頂いていたのですが、ご一緒にお話をしているうちにお互いの気持ちや想いを交わし合うような、そんな談話を持つことが出来たように思います。(下記掲載写真は私たち青年会会員のを載せました。)
その間に給湯室では皆さんとご一緒に頂く、ラーメンの炊き出しをしていました。前日から委員長さんがご家族と一緒に仕込みををなさっていたものです。スープやワンタン、全部お手製の自慢の一品です!
参加された皆様方からは仮設団地で長く過ごす中での思い出や、住民の少なくなった現在についての寂しさ、仮設団地の土地利用期限が近づきいずれはここを離れていくことなど、沢山のお話をお伺いしました。被災時から長く続いている仮の生活が日常になっている一方で、ここにお住いの皆様はすでに新しい生活を始められた方々の様子を聞いたり話を耳にしています。
もどかしい思いを伺いながら”復興”という言葉の重さをかみしめ、この活動の時間をご一緒させて頂きました。
今回のご報告に際しましてあらためて、お集まりくださいました住民の皆様、お手伝いくださいました会員・寺族様・ご友人の皆様、誠にありがとうございました。
平成29年9月16日(土)松島文化観光交流館「アトレ・るHall」にて、第23回カンボジア教育支援チャリティーバザーを開催しました。
前日準備の様子。地元第3教区の寺族様など大勢の方々にお手伝い頂いて準備をしました。
当日は開場前に整理券をお配りするほどの賑わいになりました。
チャリティーバザーの開催が大きな力となり、カンボジアでの教育支援が出来ていることを
視察に伺った際の映像を交えてご説明をいたしました。
当日はカンボジア教育支援団体サンタピアップみやぎボランティア会、震災孤児を支援する会のブースなども設置させていただきました。
また、エコバックの販売も行い、来場された皆様への利便に加えて、バッグの売り上げも教育支援へと充てられます。
バザー販売も大盛況!
今回の売り上げ額は1,234,300円でした。
エコバッグ、サンタピアップの募金と合わせました1,252,040円は全額カンボジア教育支援に充てさせていただきます。
また、本年発生しました九州と秋田の豪雨災害への募金活動も併せて行いました。ご寄付頂きました18,682円全額を現地で活動する支援団体へ寄付させて頂くことになります。