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令和2年度 第26期年次総会

令和2年12月18日(金) 仙台市清凉寺様にて、第26期宮曹青の令和2年度年次総会を行いました。

年次総会は役員改選の前年に行うもので、来期第27期宮曹青会長および副会長・監事の理事会案上程に伴う審議並びにご承認を頂くため、はがきによる議決権行使は勿論ですが正会員皆様の出席が適うようにいたしました。

開催にあたっては事前にマスク着用や手指消毒の徹底などを呼びかけ、会場も換気を図り”密”を避けるなど、配慮に基づき行われました。

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令和2年度定例総会報告

本年度定例総会は新型コロナウイルス感染拡大が危惧される状況に鑑み、議決権をお持ちの正会員の皆様へ事前に総会資料を配布し、はがきにて各号議案へ議決を頂く運びとなりました。

昨日21日(火)を持ちまして定例総会への議決権行使の回報締め切りとなっておりましたので、このホームページ上にて内容・結果のお知らせを申し上げます。

正会員数188名  返信111通  (返信率59.04%)

正会員の1/3を超える返信を頂き、総会成立となりました。

また、各号議案についても全て過半数を超える承認を頂き、全議案成立となりました。

※ 宮曹青規約 第26条(4)、第26条(5)に基づく。

※ 上記定足数等は令和2年4月22日現在。

また審議事項と併せ、会員諸師より頂きましたご意見やご提案への回答も掲載せて頂きます。

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令和元年度 第3回理事会報告

令和元年10月10日(木)、仙台市東禅院様にて第3回理事会を開催いたしました。
審議事項は以下の通りにて進められました。

1.令和元年度「第1回研修会」報告・決算報告
2.令和元年度「チャリティーバザー」報告・決算報告
3.令和元年度「第2回研修会」開催について
(審議終了後、その他報告事項。)

理事会報告はこちら。

令和元年度 第2回理事会報告

令和元年6月17日(月)、仙台市東禅院様にて第2回理事会を開催いたしました。
審議事項は以下の通りにて進められました。

1.令和元年度「ソフトボール大会」活動報告・決算報告
2.令和元年度「第1回研修会」開催について
3.令和元年度「戦災犠牲者慰霊並びに平和祈念」について
4.令和元年度「チャリティバザー」開催について
(審議終了後、その他報告事項。)

理事会報告はこちら。

第26期新会長 神作紹道 挨拶

第26期スローガン  「一味同心」〜新たな時代に向かって〜

この度、宮城県曹洞宗青年会(以下、宮曹青) 第26期会長の大任を拝する事になりました仙台市 清凉寺 神作紹道です。

 お陰様にて、昨年(平成30年)に宮曹青は、創立50周年を迎えることが出来ました。昭和44年に、熱き想いと決意を胸に県内諸老師が結集され宮城県曹洞宗青年会が発足されました。会の目的を「会員相互の研修と親睦を図ると共に布教教科活動を推進すること」と定め、歴代の会員の方々が脈々とその志を受け継ぎながら活動してきた半世紀の歴史に感謝と敬意を覚えます。同時に、そのような宮曹青を代表する立場になりました事に責任の重さを改めて感じ、誠に身の引き締まる思いがいたします。

 さて、第26期のスローガンは「一味同心〜新たな時代に向かって〜」とさせていただきました。この「一味同心」という言葉は、道元禅師の法灯を受け継いだ瑩山禅師が「洞谷山尽未来際置文」に残された言葉です。「出家、諸門弟等、一味同心にして当山をもって一大事と為し、ひとえに五老峯を崇拝せよ」と教示され、時代が変遷しても志を同じくするものと手を取合い、難値難遇有りとも和合和睦をもって永光寺を護持して行きなさいとお示しになったのです。

 私はこの言葉に倣い、会員の方々と一味同心にして宮曹青を想い、歴代祖師、歴代先輩諸老師の教えを受け継ぎながら、当会の目的を遂げるため、共に歩みを進め、宮曹青をさらなる発展、そして次代につなげたい所存です。そのためには何が必要か。それは、仏道にさらに精進し、御仏の教えをお伝えすること、全ての方々が心穏やかに生きていけるよう願い、活動することです。

創立より半世紀を経た宮曹青は、今では平成生まれの方が多く活躍されるようになって参りました。東日本大震災以降、被災した地域は五里霧中の生活の中でも町の様子は刻々と変化を遂げています。首都圏では2020年の東京オリンピックに向けて町が様変わりしています。そして、平成から令和へ移り変わる2019年、第26期は多くの変化の中を、宮曹青の新たな50年に向けて歩み始めることになります。

時には、困難に遭遇するかもしれませんが、新たな時代に向かって、守るべきものを守り、しかしながら変化を恐れず、第26期は、一味同心に邁進して参りたい所存でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

第25期新会長 長谷川俊昭 挨拶

宮城県曹洞宗青年会第二十五期会長就任に際しご挨拶を申し上げます。

 この度、四月の定例総会において宮城県曹洞宗青年会第二十五期会長を拝命いたしました、第十一教区石巻市耕徳寺住職長谷川俊昭と申します。もとより非才不徳の身でありますが、誠心誠意、覚悟をもって大任を果たしてまいる所存であります。何卒宜しくお願い申し上げます。 

 今期、宮城県曹洞宗青年会は創立五十周年の節目を迎えます。諸先輩老宗師が真に仏道に歩まれ、研鑚を重ねられた歴史を受け継ぎ、当会の目的「会員相互の研修と親睦」「布教教化活動の推進」の実現に向けて、また会員の皆様、地域社会に寄り添った活動を目指して、第二十五期役員一同務めてまいります。

 さてその五十年の歩みを振り返っても、先の東日本大震災後は、青年会においても激動の六年間でありました。未曽有の大震災、甚大な被害に茫然自失、誰もが自らの無力さを痛感させられました。

 そのような状況でも拠り所となり、青年宗侶として「今、成すべきこと」を示してくれたのも、復興支援を通し強い連帯感、「絆」を築かせてくれたのも青年会活動でした。

 諸先輩老宗師から受け継いだ「青年会は先ず行動」その志を胸に、被災御寺院様の片付けや物資配給炊き出しに一意専心、復興支援に取り組まれた第二十二期奥野会長。その後、仮設住宅での傾聴を中心とした支援活動と共に震災前の通常行持、研修会、ソフトボール大会、チャリティバザー等を状況を鑑みながら再興、粉骨砕身務められた第二十三期天野会長。

 さらには、仏教者としての原点、すべての方々の苦しみ悲しみに寄り添い「ひとの安らぎを自らの安らぎとする」慈悲の実践、菩薩行の継続を旨としたスローガン「自己を磨き他に尽さん」のもと、通常行持の本格的展開と共に第四十一回東北地区曹洞宗青年会地方集会「宮城大会」主催した第二十四期。

 特に「宮城大会」は第一部東日本大震災七回忌法要、第二部復興祈念行持、第三部追悼復興コンサートの三部構成とし、その規模もさることながら、参加者の皆さんはもとより我々、随喜者にも深い感動を呼ぶ、そして多くの方々の「心の復興」(教化)の一助となる意義のある大会となりました。第二十四期は多忙を極める中で前期北村会長の揺るぎない信念と役員会員が懸命に一丸となり活動を展開された期でありました。また布教教化の重要性をあらためて考える機縁となり、これからの活動の道標を指し示していただいたと考えております。

 創立から四十八年の歴史は、諸先輩老宗師が仏道を護り、伝えられた歩みであり、それこそが御仏の教えを実践し続け仏恩に報いる姿、青年宗侶のあるべき姿であります。我々もそのお姿に学び、仏道に日々精進してまいります。

 第二十五期スローガンを『護り伝えん御仏の道』とさせていただきました。

 今期各委員会がそれぞれ多角的観点から、「今」求められる研修、事業を企画、会員相互の資質向上の場とし、さらには各自の積極的な布教教化の実践に繋げる当会の目的「会員相互の研修と親睦」と「布教教化活動の推進」を目標に取り組んでまいります。

 東日本大震災後、社会では宗教者がより注目されています。それは我々が期待をされているということに他なりません。未だお察し切れない悲しみの中にお暮らしの方々、また全国各地で発生する自然災害や社会問題、日々激しく変化を続ける世の中に、不安や苦しみを抱えられている方々に、青年宗侶として寄り添い耳を澄まし傾けること、ともに歩み続けることが我々の使命であると考えます。

 そのような青年宗侶を目指していく為にも御仏から脈々と絶えることなく伝えられた、教えを受け継ぎ、そして未来へお伝えしていく(相承)、自覚と意識を高めていける青年会活動となるよう共々に研鑚に努めてまいりたく存じます。

 宮城県曹洞宗青年会創立五十周年を記念し、来年平成30年秋に「記念式典」「基調講演会」を開催すべく準備委員会を発足、検討を重ねております。併せて「五十周年記念誌」の発行に向け広報編集委員会を中心に編集を進めております。五十年の歩みを振り返り学び、これからの青年会、青年宗侶としてあるべき将来像を考える内容を目指し取り組んでまいります。

 結びに、私事ではありますが顧みますと安居を終え間もなく、右も左も分らないまま住職となった私に、青年宗侶としてだけではなく人として、多くを学び、沢山のかけがえのない出会いを頂戴したのが青年会でした。「仏道に生きる」我々のあり方を示され、厳しくも温かく助言いただける先輩方を勝手ながら兄のようにお慕いし、ともに切磋琢磨し支え合う仲間を兄弟のように思いながら十八年間、活動に参加してまいりました。いつかは、このご恩返しをと心に決めておりましたがしかしながらその責務は重大であります、尚一層の御指導、お力添えを賜りながら務めてまいりたく存じます。どうぞ二年間宜しくお願い申し上げます。 末筆となりますが、御寺院様、会員の皆様、並びに関係各位におかれましては、当会への益々のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。合掌