令和元年11月11日(月)仙台市林香院様を会場として令和元年度第2回研修会を行いました。
講師に北海道正覚院御住職 曹洞宗特派布教師をお務めになられています、村松直俊老師をお招きし、「等身大の法話」と題してのご講義を頂きました。 続きを読む
令和元年11月11日(月)仙台市林香院様を会場として令和元年度第2回研修会を行いました。
講師に北海道正覚院御住職 曹洞宗特派布教師をお務めになられています、村松直俊老師をお招きし、「等身大の法話」と題してのご講義を頂きました。 続きを読む
平成31年2月27日(水)より3月1日(金)にかけて、今期の移動研修を行いました。
研修地は徳島県、香川県、愛媛県の3県をまわる内容で、今期の研修テーマ「参禅弁道」にのっとって、禅道場の空気、また地方の古刹の雰囲気に触れるとともに、他地方の信仰や風習慣習を見聞することを目的として行いました。
初日は仙台空港集合後、神戸空港からは陸路にて移動をし、午後に徳島市丈六寺様を拝登し研修しました。ご住職様自ら私共青年宗侶の案内をされ、各所にて懇切丁寧なご説明を頂きました。
四国においても最も歴史の古い寺院の一つであり、現在も様々な研究機関による調査が進められているとのことで、古風薫る雰囲気に自然と襟を正される感覚を覚えました。
2日目午前は香川県にて金毘羅宮を参拝し、現在に至るまで続く伝統と、それを護り伝えようとする多くの方々の努力に思いを馳せながら石段を登りました。
移動しての午後、愛媛県新居浜市の瑞応寺専門僧堂に拝登しました。
法堂にて拝登諷経、豪雨災害被災者供養をお勤めしたのち、案内を頂いての拝観をいたしました。
楢崎通玄堂長老師がご在山されておられた事もあり歓迎のお茶を頂戴することができ、また私たち一同へ歓迎のありがたいお言葉を頂きました。
3日目は午前中を松山城の観光、正午には松山空港へ向かうというスケジュールでありましたが、この移動研修の期間に体験をした事柄のすべては、改めて自らの立ち位置を見極め、日常の務めの励みとなる内容でした。
ご報告の最後ではありますが、今回の移動研修でお世話になりました皆様へ感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。
平成30年7月4日(水)、仙台市林香院様を会場にて「平成30年度 第1回研修会」を行いました。
正会員・賛助会員の御寺院様併せ40名のご参加を頂きました。
本年度は昨年に引き続き、前 曹洞宗国際センター所長であり「Web上で 坐禅について学び 坐禅を実修し 人生に変革をもたらす場『大空山磨塼寺(ませんじ)』」を運営されている、藤田一照老師による講義を頂きました。
前回の研修では講義と体を動かすワークを通じて、坐禅の身体感覚について学びました。
今回の研修ではより実践的にに学ぶということで全編を体験形式に致しまして、実際に自分たちの身体や意識の働きを一つ一つ確かめながら、改めて宗門における坐禅がどういったものであるのかを体験していくことが出来ました。
写真にて紹介をしておりますように、曹洞宗の教えや説明についても確認をしながら、茶道や武道、ボディコンディショニングなど(割り稽古、韓氏意拳、ひもトレ…etc)老師が触れてきた様々な知見に基づいた心身の捉え方を紹介され、また身体感覚の捉え方についても工夫を凝らした説明を頂きました。
「ただひたすらに坐禅」という宗旨を実践する中にあっては、心と身体に分け隔てることなく一体のものとして調えていくことは、基本でありながら他の方にお伝えのし辛い部分でもあります。
この研修で得た学びは、今後の自分たちの実践の上でも、お伝えをする際にあっても、いずれにおいても取り組みにあたって大変貴重な視座でした。
昨年から「参禅弁道」をテーマに研修を続けて参りましたが、宮城県内でも参禅会の活動を始めたり、企画している青年会員もおられるとのことです。
藤田老師は様々な研修会やワークの活動をされていらっしゃるので、ご参加下さった皆さまがこの研修を機縁・きっかけとして、さらなる学びと坐禅をひろめる活動に進んでいかれることを期待してやみません。
お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました!
平成30年2月19日(月)午後2時より、ホテルグランテラス仙台に於いて平成29年度「会員大会」が開催されました。
当日は正会員、特別会員とも多数のご参加をいただきました。
第一部は講師にフリーアナウンサー・朗読家の渡辺祥子氏をお招きして、『心に響く話し方』を演題に講演をいただきました。
言葉を伝えることをライフワークとされている渡辺氏が積み重ねてこられた経験・体験を元に、表情・呼吸・話し方や伝え方のポイントといったことから、時に自分や他の人々の生き方を変えてしまう言葉の力について楽しく学ぶことができました。
第二部は場所をボウルサンシャインに移しまして、恒例のボーリング大会を行いました。
第三部では懇親会が開催され日頃お世話になっている特別会員さまと交流し懇親を深めました。
以上、ご報告とさせていただきます。
平成29年12月20日(水)午後3時30分より、ホテルニュー水戸屋を会場として宮曹青講演会を行いました。
今期の宮曹青は創立50周年を迎えるにあたり記念事業を計画しています。その記念事業へ向けての一環として、宮曹青の歴史を振り返るとともに今後の青年会に願う未来像についての御講演を、仙台市福聚院御住職 伊達廣三 老師(宮曹青第10代会長)をお招きして行ないました。
一時間の講演の中で、伊達老師が宮曹青に参画される前のお話から当時の青年会の運営についてなど、今の私たちが享受している活動環境がまさに手探りで模索されていた時代のお話を伺うことが出来ました。
ワープロやパソコンといった便利な機器がないことや、車も乗り合わせて集合する(老師は自転車で当時の名取の事務局に通ったとのことでした。)など参加・運営の御労苦もさることながら、期を重ねるにしたがって現在のような青年会の組織が作られていき、その時々の状況に鑑みた新たな事業を企画し継承していくという、今の私達につながっていくことが実感できる講演でした。
後半において老師の語られた ❝ 社会や人口の変化に伴って、より一層寺院や宗侶の果たす役割が問われていく。宮城という地域に根差した曹洞宗の宗侶であるとともに、世界にも目を向けて行きましょう。❞ という内容は、50周年に向けての青年会に限らず宗侶1人1人がさらにその先へ向かっていきなさい、という叱咤激励を頂いたように感じました。
本年中の事業としては最後になりましたが、ご参加の皆さまに御礼を申し上げますとともに、引き続き50周年を迎える来年もご加担の程を宜しくお願いいたします。