カテゴリー別アーカイブ: 研修会

平成27年度 第2回研修会「歎佛会声明」

平成27年11月26日(木)に仙台市・林香院様に於いて宮曹青第2回研修会「歎佛会声明」を行いました。

講師に愛知県東泉寺御住職、また大本山總持寺後堂もされております前川 睦生老師をお迎えして「歎佛会声明」を教えていただきました。

こちらは開講式の様子です。

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IMG_6243宮曹青研修委員長 高橋 信弘師

 

IMG_6246宮曹青会長 北村 暁秀師

 

IMG_6256愛知県東泉寺御住職・大本山總持寺後堂 前川 睦生老師

 

IMG_6259たくさんの青年会員が参加いたしました。

 

IMG_6266ホワイトボードを使い、声明独特の節をわかりやすく説明していただきました。

この研修会は来年も行う予定でいます。

少しでも声明が上達できるように精進していきたいと思います。

平成27年度 第1回研修会報告

 

 

IMG_5228(1)開校式の様子

 

IMG_5232真ん中 高橋研修委員長

平成27年7月21日(火)午前10時より仙台市「林香院」さまを会場に「平成27年度第1回研修会」が開催されました。(会員57名参加)
講師は岩手県「正法寺」住職 盛田正孝老師にお勤め頂き「供養について」と題して講習を頂戴しました。

IMG_5259講師をお勤めいただいた盛田正孝老師

大本山總持寺の後堂を経験された盛田老師のお話はとてもわかりやすく、若い僧侶たちも終始耳を傾けて話を聞いていました。

IMG_5252講義の中から抜粋。

「『死をみつめ死を考える』、私たちは死を体験できることができない、死なれるという体験しかできない。

死をみつめることによっていかに生きるかという命題が答えが出せる。

私たちは死を体験することができないから他の方の死を自分の死としてみていく。

だから自分が死ぬときはこうやって死んでいくんだというのを見せていかなくてはならない。

それが無常観である。」

 

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台湾移動研修報告

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平成27年2月8日から11日の3泊4日の日程で、台湾移動研修が行われました。宮城県曹洞宗青年会では道元禅師750回大遠忌記念事業のハワイ研修以来15年ぶりの海外研修となりました。参加者は正会員、賛助会員あわせて22名での研修となりました。

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仙台空港で出発式

初日は移動のみの行程で、台北の入国手続の後、バスにて夕食会場へ。研修旅行での無事を祈念ながら台湾料理をいただきました。連泊にてお世話になる台北国賓大飯店には夜十時頃到着しました。

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東和禅寺山門

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拝登諷経

2日目は、初めにバスにて東和禅寺へ拝登しました。明治期に建てられ、現存している山門兼鐘楼堂をくぐり、本堂にて拝登諷経、観音堂にてお茶、菓子を頂き乍ら、知客和尚様に建物の歴史や、僧侶の生活などのお話を伺い、その後、寺院堂内を案内していただきました。

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お茶のご接待

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食堂には五観堂、五観の偈と書かれた額が掲げられ、本堂正面の大高炉や天井、柱等には永平寺・総持寺の両山紋が入っており日本曹洞宗別院としての名残が今でも残っていました。東和禅寺は曹洞宗大本山台湾別院として1910年(明治28年)に立派な七堂伽藍で創建されました、初代住職は宮城県仙台市昌傳庵 大石堅堂老師で、戦後まで日本曹洞宗の僧侶が歴任されていました。後に観音堂が建立され、1945年観音堂は台湾にて接収、東和禅寺と改称されました。今は8人の僧侶が修行されていて200件の信徒さんの供養などもされているとのことです。

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本堂前にて記念撮影

 

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龍山寺

東和禅寺の拝登の後、龍山寺を参拝しました。旧暦では正月が近いため、色鮮やかな黄色い提灯が壁を連ねとても華やかな印象でした。境内では一般の方々の祈りの場所が各所にあり、お線香をあげ、五体投地し祈りをする中国・台湾の方々も見受けられました。

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台湾故宮博物館

午後には、台湾故宮博物館にて、中国三千年の歴史の中で作られた銅器・翡翠彫刻・青磁器・白磁器・書画など、所蔵物の一部を見ることが出来ました。書に興味のある私は30分程の休憩時に早足で書画部に行き、王羲之の十七帖拓本をはじめ、趙孟頫、米芾、董其昌などの肉筆を目の当たりにできたのは、感慨深く非常に貴重な体験でした。

(館内は撮影禁止でした...)

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忠烈祠の傭兵の交代風景
台湾故宮博物院を離れ、忠烈祠に向かいました。忠烈祠では革命・建国で命を落とした人や日中戦争などにおいて戦没した英霊を祀る祠を参拝し、門と霊廟まで百メートルはあろう忠烈祠の通路にはロボットのような規則正しい進退で兵隊さんが歩く衛兵交代のセレモニーを見ることができました。

 

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花蓮駅

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静思堂

10日は、特急列車で台北から花蓮に向かい、慈済会(正式名称 財団法人 中華民国 仏教慈済慈善事業基金会)を訪問しました。広大な土地に静思堂(約2000人収容できる大講堂)、慈済病院、慈済医学院、慈済看護婦学校等が有り、その大きさに圧倒されました。

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静思堂入口からは慈済会新宿支部に以前まで在任されていた林さんの案内で慈済会創立までの生い立ちや慈済会の活動DVDを視聴した後、パネル写真の並ぶ災害救助現場での活動風景を詳しく聞くことが出来ました。パネルの一ブースでは東日本大震災の際、石巻等で、6回にわたり災害見舞金を被害者に直々に配る様子なども見ることが出来ました。また、災害時に必要な物資を会自ら考案し、ペットボトルなどでリサイクルし作ったTシャツやブランケットなども展示され、援助活動の幅広さが窺えました。昼食には、静思堂の裏手にある食堂で精進料理を頂きました。
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静思精舎

午後は慈済会の僧侶が修行している静思精舎へ拝登しました。知客和尚(尼僧)様の案内にて、本堂参拝の後、境内の畑、養肥所の様子、栽培方法の説明を受け、僧侶の衣服を裁縫する縫製室等を拝見することが出来ました。
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精舎正面で記念撮影を終えて、行きと同じく花蓮より特急列車にて台北へ戻ました。

最終日は午前10時出発の航空機に合わせ、7時にホテルを出発し、日本時間午後3時半頃、日本への入国手続きを終え、参加者全員怪我等無く無事解散いたしました。

3泊4日でのスケジュール・内容共に充実した台湾研修は日本曹洞宗と台湾の関わりや災害支援団体と僧侶の在り方など、改めて学ぶことが出来ました。このような台湾研修を実現するにあたり、天野会長、神作研修委員長始め役員の方々、BSトラベルさんのご尽力と宮曹青会員諸氏のご協力、ご理解を頂き、開催できました。誠にありがとうございました。また、この場をお借りして、師寮寺の皆様と、家族に感謝申し上げ、報告とさせていただきます。

報告 研修副委員長 井上寛尚

平成26年度会員大会開催報告

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平成27年1月29日午後2時より、
ホテルグランテラス仙台に於いて平成26年度会員大会が開催されました。

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フリーアナウンサー 上野泰夫氏

第1部のボランティア研修会では、「相手を思いやる言葉使い・想いを伝える表現力」と題し、講師にフリーアナウンサーの上野泰夫氏をお招きし講演を頂戴しました。

上野氏は元秋田放送のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして講演や司会業、また日本笑い学会「笑学校」講師として秋田を拠点に各地で活動されておられます。

講演ではアナウンサー時代や司会業で経験したことを中心に心掛けるべき「話しの四原則」など理論を説明しながら話のプロとしてユーモアたっぷりに講演を頂きました。(参加67名)

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第2部は場所をボウルサンシャインに移して恒例のボウリング大会を開催しました。
ストライクを取ると歓声が上がり多いに盛り上がりました!(参加73名)
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第3部はホテルグランテラスに戻り、ボウリング表彰式、懇親会として会員相互の懇親を深めました。(参加84名)
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日頃大変お世話になっている特別会員さまと交流する貴重な時間を過ごす事ができました。

平成26年度第2回研修会報告

 

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開講式風景

平成26年11月14日(金)午後1時30分より仙台市「林香院」さまを会場に「平成26年度第2回研修会」が開催されました。(会員34名参加)
講師は石川県「永光寺」住職 屋敷智乗老師にお勤め頂き「永光寺とその門派」と題して講習を頂戴しました。
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中央 屋敷智乗老師   右 神作研修委員長

屋敷老師は永光寺517世住職としてご活躍されておられます。
永光寺の歴史を説明頂き、宗門上永光寺が重要な寺院であることを改めて説明頂きました。
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永光寺の宝物も紹介頂き、その中の『洞谷山尽未来際置文』(榮山禅師が亡き後も永光寺が未来永劫まで守るべきことを書した教え)の一節「檀那を敬うこと、仏のごとくすべし」を説明頂き、昔も今も変わらない檀家さまの存在の大切さ、有難さを改めて諭して頂きました。
また永光寺の現状をお話し頂き、両本山と同様にもっとたくさんの人達に参拝して頂きたいと仰っておられました。

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福島視察研修報告

 

IMG_3507 6月19日(木)福島視察研修を参加者21名(正会員17名、賛助会員4名)にて福島市、飯舘村、南相馬市を視察して参りました。
今回の研修会は隣県に住む青年僧として今この時に福島の状況を胸に刻み語り継ぐ事を第一の目的として福島視察を行い、その土地に生きる方の言葉を拝聴させて頂くため行いました。

IMG_3440_1_2 当日午前9時に集合出発し道中のバスの中では北村副会長より今視察の意義、放射能に関する知識を参加者に説明しました。 配られた資料の中に福島県の僧侶、玄侑宗久師の言葉が引用されてました。

『正しく恐れる』
自分勝手なものさしで判断して闇雲に恐れるのではなく、自ら学び最新の正しい放射能の知識に基づいて、科学的に客観的に理解し、その上で正しく恐れる。ただちょっと見ただけで、うわさを聞いただけでそのまま鵜呑みにしてしまう それが差別や風評に繋がる。

まさに我々が感じている目に見えない放射能の怖さ、問題を言い得てる言葉です。現地、放射能を「正しく観る」必要があると改めて思いました。

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福島市 常圓寺様
最初に訪れたのは福島市の常圓寺様です。 ご住職の阿部光裕老師は原発の事故直後から除染活動を積極的に行い、除染時に出る汚染土の保管を境内地に受け入れておられます。 IMG_3457_1_1
阿部光裕老師
はじめにNHKワールドが作成した阿部老師の除染活動を追ったドキュメントビデオを視聴し、その後老師のお話を伺いました。 除染のほか様々な活動をされている老師は一般のボランティアも快く受け入れておられ、福島、宮城の被災地の現状をバスツアーで知ってもらう『知るボラ』活動も行っているとの事。
色々なお話を伺いましたが活動の根本は「人々が苦悩しているのに住職としてその苦しみを汲み取ってあげたい一心である」と仰っておられました。その後、常圓寺さまの裏山に赴き線量が高い場所と除染土の保管場所を視察させて頂きました。

IMG_3467_2 IMG_3473_2 上記の写真は裏山の頂上付近ですが線量計が非常に高い数値を計測しておりました。 居住付近の場所だけ除染しても一時的に下がるだけで山などの高い場所を除染しなければ根本的に意味がないと仰っておられました。
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常圓寺様境内地内に設置された除染土置き場


続いて飯舘村を視察しました。
昨年研修会講師としてお招きしました行政区長の長谷川健一先生に村のご案内と現状を説明頂きました。
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長谷川健一氏 IMG_3510_1_1

除染土の仮置き場確保のため除染作業 IMG_3533_2 IMG_3527_1
除染土の仮々置き場
バスの中からの視察となりましたが広い飯舘村を駆け足で視察しました。
行政は地表5センチほどの土を取り除く作業を行っているが福島市と同じく標高20メートル以上の山間部の除染は行わないとしているそうです。これでは雨風によってまた汚染されてしまうと仰っておられました。
上記の写真は大量に出る汚染土の仮々置き場としているがたぶんこのままここに置かれることになるだろうと説明頂きました。
また、住民の大半が農業、酪農に携わるこの村で居住区だけ除染をしても誰が帰ってくるのだろうかと嘆いておられました。

 

続いて南相馬市に移動し同慶寺さま本堂にてご住職の田中徳雲老師にお話しを伺いました。
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IMG_3582 田中徳雲老師
地域の現状をお話頂きました。
非常に住みやすい場所であった南相馬市小高地区。農村部で三世代同居のお檀家さんが多かったそうです。それが震災以降、放射能で非難を余儀なくされ、小さい子供がいる家族は宮城や離れた場所に引っ越され、お年寄りは先祖が残したこの地に残り、仮設住宅で暮らされてる方が多いそうです。
最近ようやく地域の本格除染が始まったが、3年前からお檀家様やたくさんの方の協力を得ながら境内の清掃、除染を行ってきたが3年かけてもそんなに線量が下がったという印象は無く除染に同じ予算、時間をかけるなら屋根や雨どいなどポイントをまずしぼったほうがいいと考えておられました。
田中老師自身4人のお子様の父であり、現在はいわき市から同慶寺様に通ってらっしゃるとのこと。子供の意見を尊重しながら今後の生活を考えていきたいと話されておられました。 IMG_3612_1
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小高駅前

最後に小高駅に立ち寄りました。自転車置き場は3月11日のまま時間が止まっており駅前には人影は無くゴーストタウンのようでした。
駆け足で福島の現状を視察させて頂きましたが震災から3年以上経ても時間が止まったままのような現状、そして除染の困難さを痛感させられました。
今回お話を伺った講師3名が政府行政が進める形式的な除染作業に対して違和感を覚えておられました。

そして3名の講師が口にされていた「この状況、現状を知って欲しい」
知る事から考え、選択、行動し自分たちの未来、次の世代に繋げて行かなければならない。

「本当の復興とは何か」

参加した会員はそれぞれ考えさせられる研修となりました。