被災地各所の皆様におかれましてはお見舞い申し上げます。また、復旧活動・支援活動に携わられていらっしゃる方々には活動の無事をご祈念いたします。
宮曹青の10月17日(木)についてご報告いたします。
この日は吉田川の堤防が決壊し大きな被害を受けた黒川郡大郷町粕川地区の糟川寺にて、建物内の泥の掻き出しや水をかぶった物品の運び出しを行いました。
地区内の住居には大郷町職員の方々が巡回をして損害状況の確認を続けており、また電気設備関連の安全確認も進み、水道と電気の復旧がかなり進んでいるようでした。
しかし私たちの活動した糟川寺様は堤防決壊現場のすぐ隣であるため、電柱が折れ電線が寸断されてしまっているため、発電機を用いて本堂床下などの排水を続けておりました。(この写真は16日の様子です)
建物内の片付け作業を進めることは出来ましたが、まだ災害ごみの搬出が出来ない状況が続いています。この日作業の参加者も集落の外の道路に車を停め、お寺まで10分ほど歩いて活動を行いました。
しかし、糟川寺様のある大郷町でもボランティアセンターを開設するなど、各地で少しづつではありますが住民の皆さんの支えとなる方向へと状況が変わっていることもあります。
多くの方々が大変な喪失をされてしまった中で、私たち青年会もその一助になれればと活動を継続してまいります。