震災から10年となる令和3年3月11日、気仙沼市本吉町小泉地区 清泉寺御住職 丸谷清人老師より当会へご要請を頂きまして、慰霊行脚と法要を務めさせて頂きました。
コロナ禍ということもあり、感染予防に最大限配慮するため参加人数を抑えての行脚と法要随喜とさせていただきました。清泉寺様
出発地点の蔵内漁港にての諷経には、近隣にお住いの方々が参列くださいました。
また、道中にてもお手合わせくださる方もおられ、行脚を続けるさなかではありますが、今日という日の意味を噛みしめておりました。蔵内漁港にて歌生集落今朝磯漁港新小泉大橋にて
この日行脚を行うにあたってご協力くださった地域の方々は、道中目にする震災の痕跡や新しくできたあまりに巨大な堤防の事など目に映る風景と、被災状況の記憶、そして思い出に残る故郷の情景とを私たちにお話しくださいました。
地域によっては状況も異なる為、復興について一概には言えないのかもしれません。やはり現地の方々のお話をしっかり聞き青年会としてどのような役割を果たせるのか、その時その場所にあった支援活動を長く継続していくことが肝心なのではないか、との思いを強くいたしました。
当日参列焼香いただきました皆様と行脚・法要に参加いただきました方々に御礼申し上げ、ご報告と致します。